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J-GLOBAL ID：201302240386535367   整理番号：13A0281599

共同住宅における同一住戸内の遮音性能に関する研究

Study of Sound Insulation Performance in the Same Dwelling Unit in Multifamily Housings

著者 (5件)： 大脇雅直 (熊谷組 技研) ,  佐藤英規 (三菱地所レジデンス) ,  三室敬史 (三菱地所レジデンス) ,  黒木拓 (熊谷組 技研) ,  財満健史 (熊谷組 技研)
資料名： 熊谷組技術研究報告  (Kumagai Technical Research Report)
号： 71  ページ： 41-48  発行年： 2012年12月22日 
JST資料番号： G0988A  ISSN： 0919-8687  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 実建物において,同一住戸内のトイレおよびユニットバスと居室間の遮音性能を調査した。トイレと居室間の室間音圧レベル差を見ると,床仕上げ構造の違いや床下間仕切壁の有無による傾向の差は見られなかった。間仕切壁の遮音性能よりも扉の下のアンダーカットの影響が大きいためであると考える。ユニットバスと居室間も同様の傾向であったが,扉を4枚経由する居室の場合には壁からの透過音の影響が大きくなることが示唆された。次に,消音型トイレシステムを提案し,遮音性能の調査を行った。トイレの扉下にアンダーカットがある一般の扉に比べてアンダーカットがない扉は1kHz帯域以上で5~10dB遮音性能が向上した。通常の生活環境では行為音はほとんど聞こえないレベルになると考える。(著者抄録)

シソーラス用語： *集合住宅 ,  *遮音 ,  性能 ,  *便所 ,  *浴室 ,  消音 ,  居間 ,  間仕切壁 ,  床
準シソーラス用語： *ユニットバス ,  共同住宅 ,  *遮音性能 ,  二重床

分類 (2件)： 建築物の防音,遮音  (RB01034Y) ,  建物内の給排水・衛生設備  (RB06020G)

引用文献 (7件)：

• 1)三室他:共同住宅におけるトイレと居室問の遮音性能に関する検討(その1),日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.231-232,2010年9月
• 2)佐藤他:共同住宅における同一住戸内の遮音性能に関する研究(1)-水廻り部の間仕切壁について-,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.259-260,2011年8月
• 3)佐藤他:共同住宅におけるユニットバスと居室問の遮音性能に関する検討(その2),日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.233-234,2010年9月
• 4)佐藤他:共同住宅における同一住戸内の遮音性能に関する研究(3)-水廻り部の間仕切壁の納まりについて-,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.251-252,2012年9月
• 5)三室他・共同住宅における同一住戸内の遮音性能に関する研究(2)-消音型トイレシステムについて-,日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.261-262,2011年8月

タイトルに関連する用語 (5件)： 共同 ,  住宅 ,  住戸 ,  遮音性能 ,  研究