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J-GLOBAL ID:201302240511000012   整理番号:13A0316733

緊急事態に対処する原子力発電所運転チームの非技術的スキル準備の定量的評価手法の開発

Development of a quantitative evaluation method for non-technical skills preparedness of operation teams in nuclear power plants to deal with emergency conditions
著者 (3件):
資料名:
巻: 255  ページ: 212-225  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: E0189B  ISSN: 0029-5493  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,安全性が重要な産業である,医療,航空,原子力,における4つの重要な非技術的なスキルとして,コミュニケーション,リーダーシップ,状況認識,意思決定,を選び,原子力発電所(NPP)の緊急事態における操作チームの振る舞いを記述する。また,非技術的なスキルの準備を定義し,NoT-Skip(Non-Technical Skills Preparedness)と命名したこれらのスキルの定量化手法を開発して,監視制御パターンと口頭プロトコルを解析することにより非技術的なスキルの側面において「緊急事態に対処するために運転チームはどれだけよく準備されているか」を表現した。この方法を検証するために2つのケーススタディを実施した。最初のケースでは,冷却材喪失事故(LOCA)と蒸気発生器伝熱管破損(SGTR)訓練に適用した。独立変数は,シナリオ,訓練の繰り返し回数,およびメンバーだった。NoT-SkiPの相対値は,シナリオの変更に対して一貫した傾向を示した。しかし,同じシナリオで訓練を繰り返したときに,いくつかのチームのNoT-SkiPの値が変化した。これは,いくつかのチームの指導者たちが,それまでの訓練から取得した知識を発揮して,手順使用の徹底をあきらめたためと考えられる。メンバーを変更した場合は,特にチームで支配的な役割を果たしたメンバーを変更した場合は,NoT-SkiPの値が大幅に変更された。9チームが,インタフェースシステムLOCA(ISLOCA)訓練に参加し,6チームが与えられたタスクの完了に失敗し,3つのチームが成功した。OECDハルデン炉プロジェクト(HRP)によって開発され,主に事業者の知識や技能をチェックしているオペレータのパフォーマンス評価システム(OPAS)とISLOCAのケースのNoTSkiPの値との比較により,チームがなぜ失敗したかのもっともらしい理由が与えられ,また次の訓練において 「チームの非技術的なスキルの面で考慮すべきこと」の直感的な結論が与えられる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
原子炉安全一般  ,  原子炉の運転・制御・計測・保守一般  ,  原子炉の運転・制御 

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