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J-GLOBAL ID：201302240812729816   整理番号：13A1490385

ミクロ液滴ケモスタット内での細菌増殖と順応

Bacterial Growth and Adaptation in Microdroplet Chemostats

著者 (5件)： JAKIELA Slawomir (Inst. Physical Chemistry, Polish Acad. Sci., Warsaw, POL) ,  KAMINSKI Tomasz S. (Inst. Physical Chemistry, Polish Acad. Sci., Warsaw, POL) ,  CYBULSKI Olgierd (Inst. Physical Chemistry, Polish Acad. Sci., Warsaw, POL) ,  WEIBEL Douglas B. (Univ. Wisconsin-Madison, WI, USA) ,  GARSTECKI Piotr (Inst. Physical Chemistry, Polish Acad. Sci., Warsaw, POL)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 52  号： 34  ページ： 8908-8911  発行年： 2013年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 長期間のバクテリアの研究においてミクロ液滴の化学組成をユーザーが操作できる自動化されたミクロ液滴システムを開発した。このシステムは次のように動作する。(1)バクテリア,成長媒質と化学的因子の液滴を融合する。(2)融合したミクロ液滴を培養セグメント内を循環させ,細胞成長を追跡する。(3)それぞれのミクロ液滴をシード液滴と廃液滴に分離する。(4)シード液滴を新しい試薬を含むミクロ液滴と融合し,ミクロ液滴を形成する。この方法によって,10から100時間にわたってミクロ液滴内のバクテリアと試薬の濃度を制御でき,可溶性因子の濃度を0.8%の精度で制御できた。ミクロ液滴ケモスタット内での成長のダイナミックスを確認するために,大腸菌細胞の懸濁液と媒質から成るミクロ液滴を調製し,約14000の細胞を含む単一の液滴を600分循環させ,細胞濃度を連続的に追跡した。ミクロ液滴内の成長はバルクの液体中での成長と同じパターンを示し,ミクロ液滴内の細胞数はMonodのモデル:N(t)=N₀e^μ(C(t))tに従った。このシステムを応用して,大腸菌細胞の成長曲線のパラメーターをテトラサイクリン濃度の関数として決定した。

シソーラス用語： *液滴 ,  *ケモスタット ,  *増殖 ,  *順応 ,  細胞増殖 ,  大腸菌 ,  懸濁液 ,  フルイディクス ,  エノール ,  芳香族ケトン ,  フェノール類 ,  カルボアミド ,  エノン ,  芳香族縮合化合物 ,  アミノアルコール ,  ケト酸 ,  ジケトン ,  第三アミン ,  ヒドロキシ酸 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  マイクロフルイディクス
準シソーラス用語： ミクロフルイディクス ,  *細菌増殖 ,  *微小液滴

分類 (1件)： 微生物の接種・培養法  (EG02030R)

物質索引 (1件)： テトラサイクリン

タイトルに関連する用語 (4件)： 液滴 ,  ケモスタット ,  細菌増殖 ,  順応