抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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15菜種品種の酸化防止活性を提案した銀ナノ粒子基礎(AgNP)法および3種改良法,すなわち第二鉄還元酸化防止能(FRAP),2,2′-ジフェニル-1-ピクリルヒドラジル(DPPH)およびFolin-Ciocalteu還元能(FC)により測定した。供試菜種栽培品種の酸化防止活性はAgNP,FRAP,DPPHおよびFC法においてそれぞれ5261-9462,3708-7112,18864-31245および5816-9937μmolシナピン酸(SA)/100gの範囲であった。4種の分析法で定量した供試菜種栽培品種の酸化防止活性間には陽相関が存在した(r=0.5971-0.9149,p<0.05)。提案したAgNP法(RSD=1.4-4.4%)および改良FRAP,DPPHおよびFC法(それぞれRSD=1.0-4.4%,0.7-2.1%および0.8-3.6%)についての匹敵した精度は,菜種栽培品種の酸化防止活性のルーチン分析におけるAgNP法の利益性を実証していた。主成分分析(PCA)および階層クラスタ化分析(HCA)を用いていろいろな分析法で定量した酸化防止活性に基づき,供試菜種品種の品質を区別した。3種の主グループがHCAによって同定され,一方これら群の各々内の菜種品種の分類と特性化はPCAにより得られた。ケモメトリック分析は,菜種品種S13が最高の酸化防止活性を持ち,この栽培品種が天然酸化防止剤の豊富な資源として考えられる,という事を実証していた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.