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J-GLOBAL ID：201302241006507869   整理番号：13A1485757

アリルアルコールとヒドロキシルラジカルの気相反応の理論研究

Theoretical Study on the Gas Phase Reaction of Allyl Alcohol with Hydroxyl Radical

著者 (7件)： ZHANG Yunju (Northeast Normal Univ., Jilin, CHN) ,  CHAO Kai (Ningxia Entry-Exit Inspection and Quarantine Bureau, Ningxia, CHN) ,  SUN Jingyu (Hubei Normal Univ., Hubei, CHN) ,  SU Zhongmin (Northeast Normal Univ., Jilin, CHN) ,  PAN Xiumei (Northeast Normal Univ., Jilin, CHN) ,  ZHANG Jingping (Northeast Normal Univ., Jilin, CHN) ,  WANG Rongshun (Northeast Normal Univ., Jilin, CHN)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 117  号： 30  ページ： 6629-6640  発行年： 2013年08月01日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アリルアルコール(CH₂=CHCH₂OH)とヒドロキシルラジカル(OH)の気相反応の反応経路をMP2法で調べた。反応は二重結合へのOH付加と直接脱水素する2種類の過程が想定された。RRKMおよび遷移状態理論を用いた計算で,OH付加反応は,2位水酸化(CH₂CH(OH)CH₂OH)(論文中の名称:IM1)の方が3位水酸化(CH₂(OH)CHCH₂OH)(論文中の名称:IM2)より有利であった。脱水素化では1位脱水素化(CH₂=CHCHOH)(h-TS1)が最も障壁エネルギーが低かった。常圧では温度範囲200~440KでOH付加反応が支配的であり,>600Kでは脱水素反応が支配的となった。298K,低圧(1~10^-14Torr)ではIM2経由でCHOHCHCH₂OH+H(P3)が生成した。動的同位体効果やトンネル効果の影響は少なかった。

シソーラス用語： *ヒドロキシルラジカル ,  *反応経路 ,  *MP2法 ,  二重結合 ,  付加反応 ,  脱水素反応 ,  RRKM理論 ,  遷移状態理論 ,  同位体効果 ,  トンネル効果 ,  分子構造 ,  遷移状態 ,  ポテンシャル障壁 ,  圧力効果 ,  温度依存性 ,  *気相反応 ,  脂肪族アルコール ,  不飽和アルコール ,  アリル化合物
準シソーラス用語： Arrheniusプロット ,  エネルギー障壁 ,  安定化エネルギー ,  速度同位体効果

分類 (3件)： 脂肪族アルコール  (CF03090H) ,  光化学反応,ラジカル反応  (CF02090A) ,  無触媒気相反応  (CB06050Y)

物質索引 (3件)： (1,3-ジヒドロキシプロパン-2-イル)ラジカル ,  2,3-ジヒドロキシプロピルラジカル ,  アリルアルコール

タイトルに関連する用語 (5件)： アリルアルコール ,  ヒドロキシルラジカル ,  気相反応 ,  理論 ,  研究