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J-GLOBAL ID:201302241098824652   整理番号:13A1808835

実際的な細胞内温度測定のための酵母及び哺乳類細胞に入り込める能力を有したカチオン性蛍光重合体温度計

Cationic Fluorescent Polymeric Thermometers with the Ability to Enter Yeast and Mammalian Cells for Practical Intracellular Temperature Measurements
著者 (5件):
資料名:
巻: 85  号: 20  ページ: 9815-9823  発行年: 2013年10月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らは先に蛍光性重合体温度計及び蛍光寿命イメージング顕微鏡を用いて細胞内温度を測定するための方法を確立したが,本研究ではこれをベースに,さらに酵母菌細胞内温度の測定が可能な蛍光重合体温度計を開発した。細胞での種々の生体反応及び機能に細胞内温度を関連させることができることからその測定法は有用とみられる。これまでの著者らの研究によって蛍光重合体温度計を用いて細胞内温度分布を測定できることを報告しているが,この重合体を細胞内で使用するには顕微鏡下での注入が必要であり,また小さな細胞または酵母のような細胞壁を有するものには適用できなかった。本研究ではこのような課題を解決する目的で,NN-AP2.5及びNN/NI-AP2.5からなるカチオン性蛍光共重合体を調製し,細胞質に自発的に入り込ませることができることを明らかにした。酵母細胞中のNN-AP2.5の蛍光寿命は温度依存性であり,温度分解能は0.09~0.78°Cであった。また,NN-AP2.5及びNN/NI-AP2.5は哺乳類細胞内にも容易に入り込み,機能することが分かった。ここに調製したカチオン性蛍光重合体温度計は,顕微鏡下での注入を必要とすることなく,広い範囲の細胞内温度の測定を可能にするものと考察した。
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分類 (3件):
分類
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温度測定,温度計  ,  高分子固体のその他の性質  ,  細胞生理一般 
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