抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2次精密中央差異方式(2-CDS)において拡散方式をperturbationallyに再現することによって,対流拡散方程式に関するいくつかの高次精密,非振動的,3-節点中央差異方式を得た。理論的解析と,1次元線形および非線形ならびに二次元の対流拡散方程式を含める3つの数値的テストによって,本新しい方式(拡散摂動方式,DPS)の高次精密でより高分解の優れた特性を検証した。すべての数値的テストにおいて,2-CDSは変動して粗い格子と異なるが,一方でDPSの要素は変動せず,高分解に伴う不連続を捕らえることができた。すべてのDPSの平均平方根L_2誤差は,すべての数値的テストにおける2-CDSのそれらより大いに少なかった。DPSは,2-CDSに拡散-運動法則(すなわち,拡散量の空間分布からの物理的粘性平滑化)を導入した結果であった。本方法は明らかに,高次精密および高分解方式を構築するそれらよく知られたものと異なった。加えて,著者らは,2-CDSへのperturbationalな処理が方式の精密性および安定性を増やすだけでなく,対流離散の方式と拡散離散の方式間の本質的関係もまた明らかにすることおよび,その上流-下流の分裂が,高次精密および人工粘性またはリミタを有さない高分解CFD方式を再現するために,非常に役立つ方法であることを示すために,DPが2-CDSへの対流-運動法則(すなわち,下流が上流に影響を受けないという法則)を導入するそれらの方式と完全に一貫しているということを証明した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST