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J-GLOBAL ID：201302241580070088   整理番号：13A0238034

実験マウスの傍細胞吸収:分子サイズ依存性しかし低容量

Paracellular absorption in laboratory mice: Molecule size-dependent but low capacity

著者 (6件)： FASULO Veronica ,  ZHANG Zhiqiang ,  PRICE Edwin R. ,  CHEDIACK Juan G. ,  KARASOV William H. ,  CAVIEDES-VIDAL Enrique
資料名： Comparative Biochemistry and Physiology. A. Molecular & Integrative Physiology  (Comparative Biochemistry and Physiology. A. Molecular & Integrative Physiology)
巻： 164  号： 1  ページ： 71-76  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： C0461B  ISSN： 1095-6433  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究において,実験マウスの傍細胞吸収について示した。標準薬物動力学技法を用いて,不活性炭水化物プローブの吸収の範囲(部分吸収=f)を測定した。すなわち,L-アラビノース(M_r=150.13Da)及びセロビオース(342.3)は傍細胞ルートによってのみ吸収され,3-O-メチルD-グルコース(3OMD-グルコース)(M_r=194)は傍細胞的及び経細胞的に吸収された。fを5-10h間隔の尿試料により測定した。マウスによる3OMD-グルコースの吸収は本質的に十分であり(f=0.95±0.07),L-アラビノースのそれ(f=0.21±0.02)よりもはるかに高く,他の非飛翔哺乳類にようにマウスにおいて,>80%のグルコースは傍細胞ルートよりもむしろ仲介過程により吸収された。他の全ての脊椎動物にように,セロビオースの吸収(f=0.13±0.02)はL-アラビノースのそれよりも低く,飛翔及び非飛翔動物の等しい分子サイズカットオフを示唆した。細胞培養において傍細胞経路により吸収される水溶性植物二次代謝産物(フェノール類/アルカロイド)は,非飛翔哺乳類と比較して小鳥類及びコウモリによりかなりの量がおそらく吸収され,それは生態的に重要であるらしい。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 実験動物 ,  マウス ,  生体吸収 ,  *壁細胞 ,  分子サイズ ,  *腸 ,  尿中排泄 ,  鳥類 ,  コウモリ ,  *消化管吸収 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  グルコシド
準シソーラス用語： 受動吸収

分類 (2件)： 腸  (EJ06040N) ,  糖質の代謝と栄養  (EJ02035H)

物質索引 (3件)： 3-O-メチルD-グルコース ,  L-アラビノース ,  セロビオース

タイトルに関連する用語 (5件)： 実験 ,  マウス ,  傍細胞 ,  分子 ,  サイズ依存性