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J-GLOBAL ID:201302241690671168   整理番号:13A0071963

水素化物発生誘導結合プラズマ質量分析法(HG-ICP-MS)による鉛の定量:ヘキサシアノマンガン酸カリウム(III)を使用したプルンバンのオンライン生成

Determination of lead by hydride generation inductively coupled plasma mass spectrometry (HG-ICP-MS): On-line generation of plumbane using potassium hexacyanomanganate(III)
著者 (4件):
資料名:
巻: 761  ページ: 18-26  発行年: 2013年01月25日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プルンバン(PbH4)の生成を容易にするための添加剤として,ヘキサシアノマンガン酸カリウム(III)のK3Mn(CN)6)を用いた,ICP-MSによるPbの定量に関して,水素化物発生(HG)手順を記述した。ヘキサシアノマンガン酸カリウム(III)は水中では不安定であるため,酸性媒体中で調製した。HCl,HNO3,およびH2SO4の希薄溶液中で,ヘキサシアノマンガン酸塩(III)の安定性を調査した。1%v/vのH2SO4で調製した溶液は,24時間安定であることが確認された。最不適な媒体は1%v/vのHNO3であった。プルンバンの生成に関して,酸性ヘキサシアノマンガン酸塩(III)と試料溶液を,5cm長のタイゴンチューブ(内径1.14mm)に沿ったオンラインで混合し,次に2%モル/vの水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)と反応させた。0.5%モル/vの濃度のK3Mn(CN)6は,PbH4の生成を著しく促進した。H2SO4と比較して,HClは最適濃度が1%v/vの広い動作範囲を提供した。信号を大きく低下するCuを除いて,最高0.5μg/mLのレベルまで,遷移金属と水素化物を成元素からは有意な干渉は認められなかった。0.1μg/mLのCuの存在下で,K3Mn(CN)6の濃度の2%モル/vへの増加により,抑制効果は軽減された。これらの条件下で,感度は少なくとも42から48倍増強された。検出限界(3s)は,208Pb同位体に関して0.008μg/Lであった。平均信号対雑音比(S/N)は,1.0μg/mLのPb溶液に関して18と20の間であった。沿岸海水(CASS-4),骨灰(SRM 1400),およびイガイ組織(SRM 2976)を含む,いくつかの認証標準物質の分析により,本方法の正確性を確認した。ICP-MSによる沿岸海水試料中のPbの定量に,本手順を適用することに成功した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属,合金の物理分析  ,  水中の汚染物質の物理分析  ,  鉛とその化合物 

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