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J-GLOBAL ID:201302241699275885   整理番号:13A0992761

1方向Moファイバ強化TiAlマトリックス複合材の微細組織および機械的特性に及ぼす製造パラメータの効果

Effect of fabrication parameters on the microstructure and mechanical properties of unidirectional Mo-fiber reinforced TiAl matrix composites
著者 (4件):
資料名:
巻: 575  ページ: 21-29  発行年: 2013年07月15日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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1方向Moファイバ強化TiAlマトリックス複合材の微細組織および機械的特性に及ぼす,製造パラメータの効果を調べた。本複合材は,次の様な2段階で製造した。最初に,粉末スラリー鋳造法で複合材予備成形体を作製し,次にその予備成形体を380°Cで0.5h,1hおよび2h脱ガスし,続いて1000°C-1380°Cの温度範囲で0.5h,1hおよび2hのホットプレス処理をした。得られた全ての合成複合材は,Moファイバが均一分散し,マトリックスはγ-TiAlおよびα2-Ti3Alの2相から成っていた。2種類の反応層,すなわちδ-(Mo,Ti)3Al内層およびβ′-(Mo,Al)Ti外層が,Moファイバとマトリックスとの間に生成した。ホットプレス温度および時間を増加すると,2つの反応層はMoファイバを消耗して厚みが増し,マトリックスは緻密になったが,これは本複合材の強度に対して前者は有害であり,後者は有益な効果を及ぼした。1100°Cで1hのホットプレス処理で作製した複合材は,ファイバ消耗とマトリックス緻密化の釣り合いが良好であり,ファイバと平行方向の曲げ強度は室温で735.5MPa,800°Cで762.9MPaであり,一方ファイバと直角方向の室温における曲げ強度は249.3MPaであり,その値は脱ガス時間増加に伴って増加した。曲げ試験後の破壊試料マトリックス内に多数のマイクロクラックを伴う主要なマクロクラックの存在が観察され,破断Moファイバでは内部反応層に明白なくびれおよび局所的剥離が観察された。これらの材料は,破壊前に多量のエネルギーを吸収する事から,本複合材料は著しく強靱化される。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
繊維強化金属  ,  分散冶金  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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