文献

J-GLOBAL ID：201302241753466560   整理番号：13A0343447

400°Cで変形させたD0₂₂-Al₃Tiにおける転位の弱ビーム研究

Weak-beam study of dislocations of D0₂₂-Al₃Ti deformed at 400°C

著者 (4件)： DOUIN Joeel (CEMES, CNRS, Toulouse, FRA) ,  GIRARD Armelle (LEM, CNRS, Chatillon, FRA) ,  HANTCHERLI Muriel (CEMES, CNRS, Toulouse, FRA) ,  PETTINARI-STURMEL Florence (CEMES, CNRS, Toulouse, FRA)
資料名： Philosophical Magazine  (Philosophical Magazine)
巻： 93  号： 1-3  ページ： 38-49  発行年： 2013年01月 
JST資料番号： E0753C  ISSN： 1478-6435  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： D0₂₂型構造を持つAl₃Tiの多結晶試料を400°Cで塑性変形させた。弱ビーム透過電子顕微鏡を用いた観察から,<100]または<110]Burgersベクトルを持つ転位の活性化が明らかになった。[100]および[010]転位の微細構造は,純粋な刃状性を強く安定化する効果を持つことが分かった。[100]および[010]完全転位間の相互作用によって生じる[110]超転位は,1つの逆位相境界(APB)によって分かれた2つの等しい超部分転位に解離した。それらの分割形状ならびに1/2[110]超部分転位間の分離間隔は,APBエネルギーの異方性が大きなことを示した,そしてその(001)および(111)での見積値は,それぞれ13±3mJ/m²および64±5mJ/m²であった。<100]および<110]転位の移動度は低いことが明らかになったが,これはこの材料の延性が小さいことと関連した。

シソーラス用語： *塑性変形 ,  圧縮応力 ,  *転位【結晶】 ,  金属間化合物 ,  規則合金 ,  *アルミニウム合金 ,  チタン含有合金 ,  多結晶 ,  電子回折 ,  透過型電子顕微鏡 ,  Burgersベクトル ,  滑り ,  活性化 ,  微細構造 ,  刃状転位 ,  安定化 ,  相互作用 ,  超転位 ,  部分転位 ,  逆位相境界 ,  エネルギー ,  異方性 ,  分離 ,  間隔 ,  移動度 ,  延性
準シソーラス用語： 弱ビーム法

分類 (1件)： 金属の格子欠陥  (BK12030F)

タイトルに関連する用語 (3件)： 転位 ,  ビーム ,  研究