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J-GLOBAL ID:201302241817281160   整理番号:13A1390022

鉄触媒作用を受けたギ酸の脱水素への機構的洞察:β-水素化物脱離対直接水素化物移動

Mechanistic insights into iron catalyzed dehydrogenation of formic acid: β-hydride elimination vs. direct hydride transfer
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巻: 42  号: 33  ページ: 11987-11991  発行年: 2013年09月07日 
JST資料番号: A0270A  ISSN: 1477-9226  CODEN: DTARAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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触媒として鉄錯体[(PP3)FeH]+(1;PP3=トリス(2-(ジフェニルホスフィノ)エチル)ホスフィン)を用いたギ酸から水素を発生する触媒系では二つの触媒サイクルが提示されているが,詳細な反応機構と遷移状態構造は不明である。このため,密度汎関数法により,1の触媒作用を受けたギ酸の脱水素を調べた。カチオン性触媒反応経路におけるギ酸塩からFeへのハイブリッド移動では,β-水素化物脱離がギ酸脱水素の律速段階であった。HCOO-からFeへの直接水素化物移動から開始する中性触媒反応経路も可能であったが,β-水素化物脱離経路よりわずかにエネルギー的に不利であった。
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分類 (3件):
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その他の触媒  ,  分子の電子構造  ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸 
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