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J-GLOBAL ID:201302241827131344   整理番号:13A1542450

吸着剤管を用いて空気中の揮発性物質脂肪酸(VFA)を採取する場合の試料採取デバイスにおける試料損失の程度と結果として生じる実験バイアス

Extent of Sample Loss on the Sampling Device and the Resulting Experimental Biases When Collecting Volatile Fatty Acids (VFAs) in Air Using Sorbent Tubes
著者 (2件):
資料名:
巻: 85  号: 16  ページ: 7818-7825  発行年: 2013年08月20日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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一般的な吸着剤を用いた吸着管での揮発性物質脂肪酸(VFA)の吸着損失を評価し,種々の管物質を比較するために石英管を用いた。ガスクロマトグラフィーを用いた熱脱離分析が後続する吸着剤管において空気から揮発性有機化合物をサンプリングすることは必ずしも適切であるとは言えず,とくにVFAは吸着剤管でのサンプリングにおいて課題とされる化合物のひとつである。本研究では吸着剤管を用いた試料採取器の内壁表面での試料損失を評価する目的で,ステンレス鋼及び石英の管を用い,VFA5種,すなわち酢酸,プロピオン酸,n-酪酸,イソ吉草酸,n-吉草酸についての吸着損失を調べた。その結果,ステンレス鋼管試料採取器を用いた場合,液相及び気相の両方においてVFAの高い損失を示し,空のステンレス鋼管に気相脂肪酸を通過させた場合,酢酸における33.6%からn-吉草酸における97.5%のようにVFAにおける分子量の増加とともに損失が増加することが明らかになった。VFAと同様の損失がチーズ製品のヘッドスペースサンプリングにおいても観察された。これらの結果から,VFAをサンプリングする場合,キャリブレーションにおける系統的なバイアスを低減させるために石英管に取り換えることを推奨した。吸着剤の選択はさらに採取効率またはVFAの分析性能を改善するための興味ある研究分野のひとつとみられる。
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分類 (2件):
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分析化学一般  ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸 
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