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J-GLOBAL ID：201302241854369310   整理番号：13A0573034

多層カーボンナノチューブで強化したポリ(トリメチレンテレフタレート)複合材料のレオロジー特性と機械的性質

Rheologic and mechanical properties of multiwalled carbon nanotubes-reinforced poly(trimethylene terephthalate) composites

著者 (2件)： GUPTA Anju (Centre for Polymer Sci. and Engineering, Indian Inst. of Technol. Delhi, Hauz Khas, 110016, New Delhi, IND) ,  CHOUDHARY Veena (Centre for Polymer Sci. and Engineering, Indian Inst. of Technol. Delhi, Hauz Khas, 110016, New Delhi, IND)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 48  号： 9  ページ： 3347-3356  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶融ブレンドしたポリ(トリメチレンテレフタレート)(PTT)/多層カーボンナノチューブ(MWCNT)複合材料のレオロジー特性と機械的性質を調べ,これらの性質へのMWCNTの酸処理による影響を調べた。複合材料の微細構造をカーボンナノチューブの分散状態とポリマー-カーボンナノチューブ相互作用の観点からSEMとTEMにより調べた。PTTマトリックスへのMWCNTsの導入は複雑な粘度と弾性率を共に増加させた。複合材料の融液粘度の大幅な増加が0.5~2wt%のMWCNT添加で認められ,ポリマーマトリックス中のMWCNTの相互接続ネットワークがレオロジー的パーコレーションいき値で生成したことを示した。MWCNTの酸処理はPTTのレオロジー特性に著しく影響し,酸処理したMWCNTとPTTマトリックスとの強い界面相互作用のため粘性と弾性率が増加した。酸処理による影響はPTT/MWCNT複合材料の機械的性質でも確かめられた。未処理のMWCNTはPTTマトリックスの弾性率が増加するだけであるが,酸処理後は引張強さと弾性率がいずれも著しく増加した。Copyright 2013 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *芳香族ポリエステル ,  *多層カーボンナノチューブ ,  *複合材料 ,  *強化プラスチック ,  *レオロジー ,  *機械的性質 ,  酸処理 ,  微細構造 ,  分散【dispersion】 ,  分子間相互作用 ,  粘度 ,  弾性係数 ,  融解高分子 ,  相互作用 ,  界面
準シソーラス用語： *ポリトリメチレンテレフタレート ,  界面相互作用 ,  弾性率 ,  溶融粘度

分類 (3件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  機械的性質  (YH02022L) ,  充填剤,補強材  (YH05030J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多層カーボンナノチューブ ,  強化 ,  複合材料 ,  レオロジー特性 ,  機械的性質