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J-GLOBAL ID:201302241971540070   整理番号:13A0154354

蛋白質が結合されたSNARF1蛍光プローブを用いたメソポーラス粒子の内部pHを測定する方法

A method to measure pH inside mesoporous particles using protein-bound SNARF1 fluorescent probe
著者 (6件):
資料名:
巻: 165  ページ: 240-246  発行年: 2013年01月01日 
JST資料番号: E0642C  ISSN: 1387-1811  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質にpHプローブSNARF1を共有結合的に付着させてメソポーラスシリカ粒子に固定した蛋白質で検知されたpHを,蛍光分光法を用いて測定した。pHプローブを細孔表面に付着させた前報の試みと対照的に,本方法により,シリカ材料の特性を変えることなくpHを測定することができた。種々のpHの水溶液に粒子を分散する際,標識された蛋白質の蛍光スペクトルは,バルクの溶液と比較して中性に近い細孔内部の環境を示した。1-ブタノール/水混合物(92.5/7.5%)において,固定された蛋白質の発光スペクトルは,外側有機溶媒中の蛋白質の青方偏移された発光スペクトルと対照的に,水性懸濁液の典型的なpH挙動を記録した。この観察から,固定化された蛋白質は,たとえ周囲の溶液が水に乏しくても,水性の細孔環境を感じることが分かった。SNARF1標識された牛血清アルブミンおよびフェルロイルエステラーゼのスペクトルは同様な結果を生じ,本方法を蛋白質の異なる種類に適用できることを示唆した。成績を総合すると,マクロ分子を固定された分光分析プローブを用いて,材料の特性を乱すことなく,メソポーラス粒子内部の環境をキャラクタリゼーションできることが分かった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
分類
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分析機器  ,  電気化学反応  ,  塩基,金属酸化物  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  有機化合物・錯体の蛍光・りん光(分子) 
タイトルに関連する用語 (4件):
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