文献

J-GLOBAL ID：201302241975010742   整理番号：13A0048172

水の酸化的開裂のためのピリジンカルボン酸配位子に基づく有機金属イリジウム触媒

Organometallic Iridium Catalysts Based on Pyridinecarboxylate Ligands for the Oxidative Splitting of Water

著者 (8件)： BUCCI Alberto (Univ. Perugia, Perugia, ITA) ,  SAVINI Arianna (Univ. Perugia, Perugia, ITA) ,  ROCCHIGIANI Luca (Univ. Perugia, Perugia, ITA) ,  ZUCCACCIA Cristiano (Univ. Perugia, Perugia, ITA) ,  RIZZATO Silvia (Univ. Milano, Milano, ITA) ,  ALBINATI Alberto (Univ. Milano, Milano, ITA) ,  LLOBET Antoni (Inst. of Chemical Res. of Catalonia, Tarragona, ESP) ,  MACCHIONI Alceo (Univ. Perugia, Perugia, ITA)
資料名： Organometallics  (Organometallics)
巻： 31  号： 23  ページ： 8071-8074  発行年： 2012年12月10日 
JST資料番号： E0965A  ISSN： 0276-7333  CODEN： ORGND7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水を分子状酸素に酸化するための有用な触媒としてのピリジンカルボン酸配位子含有イリジウム有機金属化合物の性質を検討した。配位子として2-ピリジンカルボン酸,2,4-ピリジンジカルボン酸および2,6-ピリジンジカルボン酸を用いた。長期TOF(TOF_LT)はいずれの触媒もほぼ同じであったが,初期TOF(TOF_IN)は配位子によって異なり,最高の値は2-ピリジンカルボン酸を配位子とする化合物で,287min^-1で4.8s^-1に達した。これらの触媒は他のイリジウム触媒と比べて低い酸化電位を有している。

シソーラス用語： *イリジウム錯体 ,  イリジウム化合物 ,  遷移金属触媒 ,  有機イリジウム化合物 ,  水 ,  開裂反応 ,  ターンオーバー数 ,  配位子効果 ,  窒素複素環化合物 ,  ジカルボン酸 ,  カルボン酸
準シソーラス用語： *イリジウム触媒 ,  ターンオーバ頻度 ,  酸化的開裂

分類 (2件)： 貴金属触媒  (CB06122I) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (3件)： 2,4-ピリジンジカルボン酸 ,  2,6-ピリジンジカルボン酸 ,  2-ピリジンカルボン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 水 ,  酸化的開裂 ,  ピリジン ,  カルボン酸配位子 ,  有機金属 ,  イリジウム触媒