抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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実空間自己無撞着の場理論(SCFT)によってコイル-くし共重合体A-(B
m+1C
m)(側鎖数m=1~5)の相挙動を研究した。共重合体の組成及び構造に依存して,2色ラメラ(LAM
2),3色ラメラ(LAM
3),六方晶円筒(HEX),コア-シェル六方晶相(CSH),六辺外側六方晶相(HEX
2),二つの相互貫入正方晶相(TET
21),内側ビーズを伴うラメラ(LAM+BD),及びコア-シェルビーズを伴うラメラ(LAM
3+CSB)を含む,8種の二次元規則相を観察した。体積分率が匹敵する場合は,LAM
3相はm=1に対しては安定であるが六方晶相(CSH又はHEX
2)はm>1の場合に安定であった。六方晶相HEX,CSH又はHEX
2の相領域はmの増大と共に拡大した。f=0.1のような,短いコイル長に対しては相図は,特にm=1のときに,複雑であった。より長いコイル長では,ラメラが支配的な相になった。側鎖数mが多いい場合に側鎖長の増大と共にラメラ相から六方晶相への相転移を認め,それは実験結果と一致した。これらの結果はブロック共重合体の相挙動の仕立てのための良い方策を提供し且つコイル-くしブロック共重合体の階層的構造の一層の研究のために極めて有用である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.