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J-GLOBAL ID:201302242071793883   整理番号:13A1763353

フェニルホスホノチオン酸O-エチルO-4-ニトロフェニルのアルカリ金属エトキシドとの求核置換反応におけるアルカリ金属イオン触媒および阻害

Alkali-Metal Ion Catalysis and Inhibition in Nucleophilic Displacement Reaction of O-Ethyl O-4-Nitrophenyl Phenylphosphonothioate with Alkali-Metal Ethoxides
著者 (3件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 736-741 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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フェニルホスホノチオン酸O-エチルO-4-ニトロフェニル(EPNと呼称される殺虫剤)のアルカリ金属エトキシド(EtOM;M=Li,Na,K,およびK/18-クラウン-6-エーテル)との求核置換反応に関する速度論的研究報告した。擬一次速度定数(k<sub>obsd</sub>)は,EPNの解離EtO<sup>-</sup>とイオン対EtOMとの反応のための二次速度定数への解離を呈示したが,その内容は反応性の増加の順位を示したものであった。すなわちM<sup>+</sup>イオンが,Na<sup>+</sup><K<sup>+</sup><18C6-錯化K<sup>+</sup>の順番でLewis酸触媒として振る舞う一方では,Li<sup>+</sup>イオンを阻害するものであった。対照的なM<sup>+</sup>イオン効果を,ハードおよびソフト酸ならびに塩基(HSAB)原理の観点から説明したが,これは分極P=Sが求電子中心としてのEPNが,Li<sup>+</sup>(ハード酸)との弱い相互作用を発揮するため,18C6-錯化K<sup>+</sup>イオン(ソフト酸)とは強い相互作用を与えるものと推察した。M<sup>+</sup>イオンは反応中心の求電子性を増大させることによって,現反応を触媒した。EPNは,ジフェニルホスフィノチオン酸O-4-ニトロフェニルより反応性が強いが,チオリン酸O-4-ニトロフェニルO,O-ジエチルよりも反応性は強い。これらのP=S中心求電子の反応性を支配する要因を議論した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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有機りん化合物 
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