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J-GLOBAL ID:201302242076547252   整理番号:13A1029083

淡水性硬骨魚Cyprinus carpioのフッ化物の組織内分布及びその鰓における毒性

Tissue distributions of fluoride and its toxicity in the gills of a freshwater teleost, Cyprinus carpio
著者 (6件):
資料名:
巻: 130-131  ページ: 68-76  発行年: 2013年04月15日 
JST資料番号: B0823B  ISSN: 0166-445X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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魚類は,水から直接フッ化物を取り込み,彼等の環境のフッ化物汚染に対して鋭敏である。本研究において,著者らは,フッ化物の慢性曝露を受けたマゴイ(Caprinus carpio)のフッ化物の組織内分布及びその鰓における毒性を調べた。マゴイを広範囲の水溶性フッ化物(35~124mg/L)に曝露し,30,60及び90日に試料採取を行った。組織中のフッ化物の蓄積は,曝露濃度及び期間とともに増加した。本実験条件下では定常状態に達しなかった。鰓は最高濃度のフッ化物を蓄積し,次いで肝臓>脳>腎臓>筋肉>腸の順であった。魚を90日間曝露した後の鰓におけるNa+,K+-ATPアーゼ及びCa2+-ATPアーゼの酵素活性について,用量依存性の阻害を認めた。また,フッ化物の蓄積は,鰓組織におけるスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性の阻害及びマロンジアルデヒド(MDA)濃度の用量依存性刺激と関連し,このことはフッ化物が魚において酸化ストレスを促進することを示唆していた。顕微鏡検査により,鰓組織及び塩類細胞の損傷が明らかとなり,曝露濃度の増加とともに損傷度が大きくなった。これらの結果は,高濃度のフッ化物の慢性曝露がマゴイにおいて毒性を誘発する可能性のあることを示唆するものであった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質  ,  化学物質の毒性一般 
物質索引 (1件):
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