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J-GLOBAL ID:201302242137327650   整理番号:13A0344685

都市下水中の抗生物質耐性,抗微生物残留物および細菌群集組成

Antibiotic resistance, antimicrobial residues and bacterial community composition in urban wastewater
著者 (5件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 1875-1887  発行年: 2013年04月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,下水中の抗微生物残留物と抗生物質耐性菌の発生が,細菌群集の構造と組成および最終排出水の抗生物質抵抗性負荷と相関があるとの仮説に基づいた。生と処理廃水複合サンプルを,14サンプリング日にわたり都市下水処理場から採取した。i)テトラサイクリン,ペニシリン,スルホンアミド,キノロン,トリクロサン,ヒ素,カドミウム,鉛,クロム,および水銀の発生,ii)テトラサイクリン,スルファメトキサゾール,シプロフロキサシン,およびアモキシシリンに関する抗生物質耐性の割合,およびiii)16SrRNA遺伝子-DGGEパターンに関して,サンプルを評価した。水力学的滞留時間を考慮して,多変量解析を用いて対応するサンプルのデータを解析した。最終的な排出水の細菌群集構造の変動は,生の流入水中のテトラサイクリン,ペニシリン,スルホンアミド,キノロン,およびトリクロサンの発生と相関していた。Epsilonproteobacteria綱のメンバーは,それらの抗微生物剤と正の相関を示し,これに対してBetaおよびGammaproteobacteriaとFirmicutesとは負の相関が観察された。抗生物質耐性の割合は,従属栄養/腸内細菌と腸球菌において変動の異なる傾向を示し,時間の経過および排水処理後に変化した。抗生物質耐性は,テトラサイクリン残竜物の発生および高温と相関があった。抗生物質残留物,細菌群集構造と組成,および抗生物質耐性との関係を実証する。さらに多くの廃水処理場を含むさらなる研究は,この複雑な関係を解明するのに役立つ可能性がある。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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水質汚濁一般  ,  抗生物質一般  ,  微生物学(ウイルス以外)一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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