抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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この分野のこれまでの研究は,教授者の経験則に沿って学習システムを構築し,学習者に使用してもらった結果を分析して学習状況に関する評価を行っていた。従って,システムを構築し,運用した後でなければ学習者に適したシステムであるかどうかの判断ができないという問題があった。そのため,システム側で自動的学習経路の動的選択が可能な手法が提案されている。本研究では,学習者の各種レベルにあるクラス内分散および学習ステップ間の相関から最適学習向上度αを導出する。学習モジュールの相関関係によって学習向上度αの最大尤度を予測する。この結果から,アドバンスクラスの学習者に対してα=4およびα=6~12はそれぞれモジュールの強い相関および弱い相関で適合されるように思われる。初等クラスにとっては,小さなσの場合にはそれは6≦α≦12学習モジュール相関に独立に適合されることが見出された。