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J-GLOBAL ID:201302242355993254   整理番号:13A1397210

船舶運航条件が亜酸化窒素排出に及ぼす影響

Effects of Engine Operating Conditions on Nitrous Oxide Emission Characteristics of Ship
著者 (4件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 692-698  発行年: 2013年09月01日 
JST資料番号: S0651A  ISSN: 1346-1427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,MDOを燃料とする実船4ストロークディーゼルエンジン(定格1100kW)に於いて,船舶の運航条件による亜酸化窒素(N2O)の排出量及び排出特性を調べた。以下は本実験で得られた結果である。1)亜酸化窒素濃度はエンジン出力約200kW,排ガス温度220°Cまで出力の増加と共に増加するが,それ以上の負荷では殆ど増加しない。また,亜酸化窒素の最高発生率(g/kWh)は210kW,210°C付近であり,それ以上の出力・温度では減少する。亜酸化窒素濃度はエンジン負荷による上昇領域と安定/減少期が存在する。2)亜酸化窒素の発生量ピークは210°C/λ=3.5付近であるが,NOの排出率ピークは240°C/λ=4.5付近であり,二つの物質は異なる排出特性を持っている。3)亜酸化窒素発生率はSO2発生率と非常に類似な排出特性が表れたが,低空気過剰率に移動するほど発生率差は大きくなる。
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引用文献 (28件):
  • 1) 世界の新造船建造量の推移,国土交通省 海事局
  • 2) A. F. Bouwman,J.A. Taylor and C. Kroeze,Testing hypotheses on global emissions of nitrous oxide using atmospheric models,Chemosphere - Global Change Science,(2000),Vol. 2,pp. 475-492
  • 3) IPCC,Climate Change 2007 Synthesis Report,(2007),pp 1-52,Valencia,Spain.
  • 4) Prather,M., R. Derwent D. Ehhalt,P. Fraser,E. Sanhueza,and X. Zhou.,Radiative forcing of climate change: Other trace gases and atmospheric chemistry,Cambridge University Press,(1996),Cambridge,U.K.
  • 5) 吉田公一,海洋環境の保護と海上安全の向上へさらに進展,船と海のサイエンス,海上技術安全研究所,冬号,(2012)
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