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J-GLOBAL ID：201302242409410187   整理番号：13A0889680

メチレンブルーの光化学酸化へのビスマス含浸メソ細孔性シリカの適用:ナノ粒子自触媒作用の一例

Application of Bismuth-Impregnated Mesoporous Silica to the Photochemical Oxidation of Methylene Blue: An Example of Nanoparticle Autocatalysis

著者 (4件)： WARD Antony J. (Univ. Sydney, New South Wales, AUS) ,  WEBER Cameron C. (Univ. Sydney, New South Wales, AUS) ,  MASTERS Anthony F. (Univ. Sydney, New South Wales, AUS) ,  MASCHMEYER Thomas (Univ. Sydney, New South Wales, AUS)
資料名： Chemcatchem  (Chemcatchem)
巻： 5  号： 4  ページ： 959-965  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： W2356A  ISSN： 1867-3880  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： H₂O₂の存在下でメチレンブルー(MB)の光化学酸化に対するビスマス含浸TUD-1メソ細孔性シリカの適用を検討した。MBの分解速度は金属負荷の低下とともに著しく増加することが分かった。また過酸化水素の存在のもと,Bi-TUD-1試料中で酸化ビスマスの照射により推定した活性Bi^V触媒の自触媒形成が起こる。この活性種の形成速度はLe Chatelierの原理にしたがって低負荷で増加し,低い核性種の形成を好都合にする。速度論データのモデリングにより活性触媒の自触媒形成を確認した。ラジカル捕捉実験からイソプロパノールの存在下では反応はヒドロキシルラジカルの捕捉を観測せず,反応に対して一重項酸素捕捉剤であるアジドの付加により活性の著しい低下があることを明らかにした。反応混合物の全炭素分析からMBは脱色過程が起こった後CO₂に変換することを示した。

シソーラス用語： *多孔質体 ,  *酸化ビスマス ,  *光酸化 ,  速度 ,  *自触媒作用 ,  モデリング ,  反応速度論 ,  脱色 ,  二酸化炭素 ,  再利用 ,  過酸化水素 ,  *チアジン染料 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  スルホニウム ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第三アミン ,  二酸化ケイ素
準シソーラス用語： シリカ ,  メソ細孔性シリカ ,  分解速度

分類 (2件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  光化学反応  (CB08020F)

物質索引 (1件)： メチレンブルー

タイトルに関連する用語 (8件)： メチレンブルー ,  光化学 ,  酸化 ,  ビスマス ,  含浸 ,  メソ細孔性シリカ ,  ナノ粒子 ,  自触媒作用