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J-GLOBAL ID:201302242504085927   整理番号:13A0538759

大豆が持つ長寿効果のメカニズムに関する研究

著者 (1件):
資料名:
巻: 2010  ページ: 181-185  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: L0547A  ISSN: 1346-0625  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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大豆の積極的な摂取は長寿効果を示すことが示唆されているが,そのメカニズムは未だ不明である。その一方で近年,生体タンパク質の変性耐性が寿命の延伸に寄与すると示唆する知見が報告された。細胞内タンパク質の品質管理機構において,分子シャペロンが中心的な役割を果たしている。そこで本研究では,分子シャペロンの1種であるHSP70に着目し,Hepa1c1c 7細胞(マウス肝臓がん)における大豆の主要成分のHSP70 mRNA誘導能について検討した。その結果,genistein(200μM),大豆サポニン混合物(200μg/ml),大豆イソフラボンのアグリコン混合物(40μg/ml)は,細胞毒性を示さない条件下で顕著なHSP70 mRNA誘導活性を示した(大豆イソフラボン配糖体混合物,大豆レクチンは不活性)。さらに,これらの試料で同細胞を前処理しておくと,熱ショック処理(43°C,90分間)による細胞生存率の低下が抑制され,熱耐性の形質が賦与されていることも見出した。また,マイルドな熱処理(43°C,10分間)を事前に行った場合でも,同様な細胞保護効果が観察された。これらの結果から,本研究は一部の大豆成分が顕著なHSP誘導作用を有することを始めて見出したものであり,この機構が大豆の長寿効果に寄与している可能性が示唆された。(著者抄録)
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分類 (3件):
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野菜とその加工品  ,  食品の化学・栄養価  ,  食品工業一般 
物質索引 (1件):
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引用文献 (3件):
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