抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論では,都市空間の形成について,都市計画法など法的制度と都市住民の空間行動から検討を加えることの意義,およびこれまでの研究のまとめと課題を明らかにすることを目的とした。具体的には今日の都市空間形成の基礎をなす近代の都市計画,特に都市基盤整備事業,および商業地と住宅地域に関わる空間行動について研究課題の提示である。先ず明治以降の急激な都市発展の実体と都市政策のねらいの整理,明治以降新たに建設された近代都市の都市形成の原理の検討が求められる。また,都市住民の空間行動が都市空間を構成する小売店舗立地や商業地域や住宅地の形成と変容にどのように関わるのかの検討から始める必要がある。