文献
J-GLOBAL ID:201302242544637060   整理番号:13A0042548

二酸化チタンナノ粒子への長期曝露により引き起こされるメスのマウスの卵巣機能障害と遺伝子発現特性

Ovarian dysfunction and gene-expressed characteristics of female mice caused by long-term exposure to titanium dioxide nanoparticles
著者 (18件):
資料名:
巻: 243  ページ: 19-27  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多数の研究が,肝臓・腎臓・肺臓・ひ臓・脳における二酸化チタンナノ粒子(TiO2 NPs)の蓄積と対応損傷を説明しているが,TiO2 NPsが卵巣に移動し,卵巣を損傷し,生殖能力を損なう可能性があるか否かについては明確ではない。本研究では,連続90日間のTiO2 NPs(10mg/kg)の胃内投与により引き起されたメスのマウス卵巣の損傷と遺伝子発現特性について調べた。著者たちの発見は,TiO2 NPsが卵巣に蓄積可能で,卵巣の損傷に至り,無機成分の分布と性ホルモンの不均衡を引き起こし,マウスにおける生殖能力,または,妊娠率と酸化ストレスを減少させることを示した。マイクロアレイ解析は,TiO2 NPsで処理されたマウスの卵巣における既知の役割の223の遺伝子が,標準のマウスの卵巣と比べて発現上昇したのに対して,65の卵巣遺伝子が発現低下したことを示した。TiO2 NPs処理後のCyp17a1の発現の増加は,エストラジオールの生合成が,増加したTiO2 NPsによる影響の可能性があることを示唆する。更に,Akr1c18の発現の増加は,黄体ホルモンの新陳代謝が加速され,黄体ホルモンの濃度の減少を招くことを示唆する。これらを合わせると,主要な卵巣遺伝子の明らかな調節は,TiO2 NPsが卵巣の機能に直接影響するという仮説を支持する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質  ,  金属及び金属化合物の毒性 

前のページに戻る