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J-GLOBAL ID:201302242572207747   整理番号:13A0316639

種々のリガンド密度と細孔サイズを有する疎水性電荷誘導樹脂へのイムノグロブリンの吸着の評価

Evaluation of immunoglobulin adsorption on the hydrophobic charge-induction resins with different ligand densities and pore sizes
著者 (4件):
資料名:
巻: 1278  ページ: 61-68  発行年: 2013年02月22日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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疎水性電荷誘導クロマトグラフィー(HCIC)は,抗体の精製のための新規技術である。HCIC樹脂のリガンド密度と細孔特性が蛋白質の分離挙動に大きな影響を及ぼすが,その理解はかなり限られている。本研究で,新規HCICリガンドの2-メルカプト-1-メチルイミダゾール(MMI)を種々の細孔サイズを有する3種のアガロースマトリックスに結合した。様々なリガンド密度と細孔サイズを持つ一連のMMI樹脂をリガンドの結合を制御して合成した。一連のMMI樹脂の吸着等温線と吸着速度をモデルIgGとしてウシ血清イムノグロブリンを用いて調べた。Langmuir式と細孔拡散モデルを利用して実験データに適合させ,リガンド密度,細孔サイズ,及び塩添加の飽和吸着容量,解離定数,及び有効拡散率への影響を議論した。吸着容量と有効細孔拡散係数がリガンド密度と細孔サイズの増大と共に増加することが見出された。塩添加の吸着挙動への効果は,リガンド密度に依存した。低リガンド密度の場合,IgG吸着は塩によって促進される一方,高密度リガンドの樹脂は塩に依存しない特性を示した。本研究の結果は,所定の蛋白質に対して,HCIC樹脂のリガンド密度と細孔サイズを蛋白質の吸着を改良するために最適化する必要があることを示唆する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  クロマトグラフィー,電気泳動 
物質索引 (1件):
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