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J-GLOBAL ID：201302242615715130   整理番号：13A0937106

キラルなブロック共重合体メルトに関する密度汎関数理論

A density functional theory of chiral block copolymer melts

著者 (4件)： WANG Shih-hao (Dep. of Physics, National Taiwan Univ., Taipei 106, Taiwan) ,  KAWAKATSU Toshihiro (Dep. of Physics, Tohoku Univ., Sendai 980-8578, JPN) ,  CHEN Peilong (Dep. of Physics, National Central Univ., Chung-Li 320, Taiwan) ,  LU Chun-yi David (Dep. of Chemistry and Dep. of Physics, Center of Theoretical Physics, National Taiwan Univ., Taipei 106, Taiwan)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 138  号： 19  ページ： 194901-194901-9  発行年： 2013年05月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1つのブロックがセグメント配向に依存するキラル相互作用を含むジブロック共重合体メルトに関する密度汎関数理論を開発した。2つの型の単量体の間の標準的な(スカラー)対ポテンシャルに加えて,セグメントの接線ベクトルにおいて線形なキラルなブロックが対相互作用をもっている。スカラー密度場とベクトル鎖配向場の両方を含む密度汎関数を構築した。この密度汎関数の二次部分は微視的モデルの平均場理論から来ているが,四次項は空間的に局所的な形で現象論的に導入されている。このモデルの安定性解析から,この付加的なキラル相互作用が秩序-無秩序転移をシフトし,実験系の挙動と一致することを見出した。さらなる数値的計算によって,実験的に見出されたものと類似の新しい準安定キラルなヘリカル円筒構造を明らかにした。もう1つの類似な準安定であるがジグザグ変調のある構造も観測された。キラル相互作用のスイッチを切ると,ヘリカルおよびジグザグ構造が焼失するので,このキラル効果が,これらの風変わりな準安定構造形成の駆動力であると理解できる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *性質 ,  *ブロック共重合体 ,  *融解高分子 ,  *密度汎関数法 ,  ジブロック共重合体 ,  ポテンシャル ,  流れ場 ,  平均場近似 ,  安定性解析 ,  秩序無秩序転移 ,  準安定状態
準シソーラス用語： *キラル ,  *高分子メルト ,  *密度汎関数理論 ,  対ポテンシャル ,  密度場 ,  密度汎関数 ,  平均場理論

分類 (1件)： 高分子の立体構造  (CG02031G)

タイトルに関連する用語 (4件)： キラル ,  ブロック共重合体 ,  メルト ,  密度汎関数理論