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J-GLOBAL ID：201302242854406912   整理番号：13A1812598

シアネックス272と他の有機リン配位子との混合によるウラン(VI)とトリウム(IV)のシナジー的抽出

Synergistic extraction of uranium(VI) and thorium(IV) with mixtures of Cyanex272 and other organophosphorus ligands

著者 (1件)： ESKANDARI NASAB M. (Zarand Coll., Bahonar Univ., Fac. of Mineral Processing Engineering, P. O. Box 14579-73869, 7616914111, Kerman, IRN)
資料名： Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry  (Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry)
巻： 298  号： 3  ページ： 1739-1747  発行年： 2013年12月 
JST資料番号： B0949B  ISSN： 0236-5731  CODEN： JRNCDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ビス(2,4,4-トリメチルペンチル)リン酸(シアネックス272またはHA),およびトリブチルホスファート(TBP),トリオクチルホスフィンオキシド(TOPO)またはビス(2,4,4-トリメチルペンチル)チオホスフィン酸(シアネックス301)のようなシナジー的抽出剤(S)硝酸溶液からトリウム(IV)とウラン(VI)の抽出を研究した。これらの金属イオンは,シアネックス272のみによりTh(OH)₂(NO₃)A・HAおよびUO₂(NO₃)A・HAとしてケロシンの中に抽出されることが分かった。中性有機リン配位子TBPおよびTOPOの存在の下では,それらは,Th(OH)₂(NO₃)A・HA・SおよびUO₂(NO₃)A・HA・Sとして抽出されることが分かった。一方,シアネックス301の存在の下ではトリウム(IV)とウラン(VI)は,Th(OH)₂(NO₃)A・HA・2SおよびUO₂(NO₃)A・HA・Sとして抽出される。抽出系へのTOPOおよびTBPのような中性抽出剤の添加は,両元素の抽出効率を高めたが,一方酸抽出剤としてのシアネックス301はウランとトリウムの間の選択性を改良した。抽出に及ぼすTOPOの効果は,他の抽出剤よりも高かった。上記種の平衡定数は,非線形回帰法により推定した。抽出量を決定し,結果をTBPのそれと比較した。またトリウム-シアネックス272複合体の中性配位子に対する結合は,中性配位子塩基度序列に従うことが分かった。Copyright 2013 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ウラン化合物 ,  *トリウム化合物 ,  *抽出 ,  リン酸誘導体 ,  有機リン化合物 ,  配位子 ,  抽剤 ,  硝酸 ,  溶液 ,  金属イオン ,  灯油 ,  効率 ,  選択性 ,  平衡定数 ,  回帰分析 ,  複合体 ,  塩基度 ,  順序 ,  *相乗作用 ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： ウラン(VI) ,  トリウム(IV) ,  主成分回帰法 ,  順位序列 ,  中性配位子 ,  抽出効率 ,  有機リン

分類 (3件)： 抽出平衡,分配平衡  (CB03030H) ,  同位体分離  (CB10030R) ,  抽出  (CC01040H)

物質索引 (5件)： TOPO ,  シアネックス272 ,  シアネックス301 ,  トリオクチルホスフィン ,  トリブチルホスファート

タイトルに関連する用語 (4件)： シアネックス272 ,  配位子 ,  ウラン ,  トリウム