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J-GLOBAL ID:201302242906903286   整理番号:13A1816752

スピン-軌道結合系における動的Jahn-Teller効果

Dynamical Jahn-Teller effect in a spin-orbital coupled system
著者 (2件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 094408.1-094408.6  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: D0746A  ISSN: 1098-0121  CODEN: PRBMDO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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量子スビン液体(QSL)は低温まで長距離磁気秩序がない状態である。種々のスピン液体の候補が挙げられ研究されている。ここではCu2+のS=1/2スピンが磁性の起源であるBa3CuSb2O9について検討した。30-50Kで有効交換相互作用があるにも拘わらず,2~300mKまで磁気秩序がない。構造解析からCuイオンはSbに置換され,短範囲のハニカム格子を形成することが明らかになっている。そこでハニカム格子のスピン-軌道(SO)系の量子スビン液体状態の可能性を調べた。安定な軌道-格子状態の量子トンネリングを生じる動的Jahn-Teller効果に焦点を当てて研究した。Cu2+イオンの周囲の八面体は,ペロブスカイト型結晶と異なり,互いに分離している。Cu2+間のSO超交換(SE)相互作用は振動相互作用に匹敵し,新しい状態はオンサイトJahn-Teller(JT)とサイト間SE相互作用との協調の結果と予想される。SE相互作用,JT効果と格子動力学を考慮した低エネルギーの電子-格子モデルを導いた。2自由度が互いにエンタングルメントしたスピン-軌道共鳴状態(SORS)が,動的Jahn-Teller効果により誘起されることを見出した。
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分類 (1件):
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酸化物結晶の磁性 
タイトルに関連する用語 (2件):
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