自己認定ペアリングベース暗号システムを用いた証明可能セキュリティを備えた新しいメッセージ回復組合せフェアブラインド署名方式

TSAUR Woei-Jiunn; WANG Chih-Hung

文献

J-GLOBAL ID：201302242997994971 整理番号：13A1865161

自己認定ペアリングベース暗号システムを用いた証明可能セキュリティを備えた新しいメッセージ回復組合せフェアブラインド署名方式

A NEW MESSAGE-RECOVERY-COMBINED FAIR BLIND SIGNATURE SCHEME WITH PROVABLE SECURITY USING SELF-CERTIFIED PAIRING-BASED CRYPTOSYSTEM

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資料名：
巻： 8 号： 2 ページ： 1117-1133 発行年： 2012年02月
JST資料番号： F1199A ISSN： 1349-4198 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

フェアブラインド署名方式は実際さまざまな電子商取引やネットワーク応用で重要な役割を果たしている。例えば,電子決済システムにおける金融犯罪の不正使用に耐えることができる。本稿で筆者らは,自己認定ペアリングベース公開鍵暗号システムを用いたメッセージ回復による新しいフェアブラインド署名方式を提案した。ペアリングベース暗号システムに固有の利点を保ちつつ,本方式では少ないビットで高いセキュリティレベルを実現することができる。さらに,筆者らの新しい方式では,自己認定公開鍵暗号システムの使用により,論理的に単一ステップでフェアブラインド署名の検証で公開鍵の認証を達成できるという利点がある。さらに,メッセージ回復によるブラインド署名の公平さを本提案方式において実現することができた。筆者らは,提案セキュリティ証明と性能評価に基づき,従来提案方式の効率改善のみならず,証明可能セキュリティを備えたブラインド署名の本質的特性を実現することを確認した。(翻訳著者抄録)

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引用文献 (31件)：

D. Chaum, Blind signature for untraceable payments, Advances in Cryptology - Proc. of CRYPTO, LNCS, pp.199-203, 1982.
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M. Stadler, J.-M. Piveteau and J. Camenisch, Fair blind signatures, Advances in Cryptology - Proc. of EUROCRYPT, LNCS, vol.921, pp.209-219, 1995.

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