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J-GLOBAL ID：201302243194497606   整理番号：13A1155709

ナノデバイス開発のための有機-無機ハイブリッド型ゼオライト様物質の合成

Development of zeolite-like organic-inorganic hybrid materials for the application to nanodevices

著者 (1件)： 山本勝俊 (北九州市大 国際環境工)
資料名： 旭硝子財団助成成果報告書(Web)
巻： 2012  ページ： NO.12 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0002A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 架橋型有機シラン化合物をケイ素源とし,アルミニウム源とともに自己組織化させることにより,大きな細孔空間を有する有機-無機ハイブリッド型多孔性物質を結晶化させることに成功した。ここで得られた物質は,ゼオライトや既存のハイブリッド型多孔体であるECS-2より大きな細孔容積を持ち,その疎水性細孔空間内に多くの有機分子を内包することができる。そのため,様々な機能を有する比較的大きな有機化合物を細孔内部に安定して固定できるホスト物質としての利用が可能であり,将来的なナノデバイスへの応用が期待できる。(著者抄録)

シソーラス用語： 有機-無機ハイブリッド ,  合成ゼオライト ,  *自己組織化 ,  多孔質体 ,  結晶化 ,  ナノ結晶 ,  疎水性 ,  細孔 ,  細孔構造 ,  有機化合物 ,  包接化合物 ,  架橋化合物
準シソーラス用語： *ナノデバイス ,  *有機-無機ハイブリッドゼオライト様物質 ,  *有機シラン ,  細孔容積 ,  ホスト分子

分類 (2件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  合成鉱物  (CD01040K)

引用文献 (6件)：

• [1] S. D. Cox, T. E. Dier, G. D. Stucky and J. Bierlein, 1988. J. Am. Chem. Soc., 110(9): 2986-2987.
• [2] Y. Nozue, T. Kodaira and T. Goto, 1992. Phys. Rev. Lett., 68: 3789-3792.
• [3] K. Yamamoto, Y. Sakata, Y. Nohara, Y. Takahashi and T. Tatsumi, 2003. Science, 300(5618): 470-472.
• [4] K. Yamamoto, Y. Nohara, Y. Domon, Y. Takahashi, Y. Sakata, J. Pl陬vert and T. Tatsumi, 2005. Chem. Mater., 17(15): 3913-3920.
• [5] K. Yamamoto and T. Tatsumi, 2008. Chem. Mater., 20(3): 972-980.

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノデバイス ,  開発 ,  有機-無機ハイブリッド ,  ゼオライト ,  物質