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J-GLOBAL ID:201302243247345137   整理番号:13A0094863

ある種の重金属のバイオモニタリングにアレッポマツの松ぼっくりと樹皮を使えるか?

Can Cone Scales and Bark of Aleppo Pine Be Used in the Biomonitoring of Some Heavy Metals?
著者 (3件):
資料名:
巻: 21  号: 5/8  ページ: 789-801  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: W0518A  ISSN: 1532-0383  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,異なる3地域,すなわち,大幹線道路A5が横断しているセラ・デ・モンサント,A5近隣のリスボン植物園とロカ岬(比較対照),のアレッポマツの樹皮,松ぼっくりとマツ葉による及び同マツ近辺の土壌におけるCd,Cr,Mn,NiとPbの蓄積を評価すること及びこれら植物区画がバイオモニタリング調査に使えるかどうかを評価することであった。松ぼっくりと樹皮を複蒸留水で水洗して同表面に吸着された金属レベルを評価し,この方法により空中汚染の寄与を区別し,これらの区域は降雨中に汚染源の役割を果たすかどうかを確定した。アレッポマツの針の窒素とリンも測定し,N/P比を確定して本種の衛生状況を監視した。本研究の結果は次のことを示した。i)リスボン植物園で土壌とアレッポマツ葉に一番高いレベルのPbが検出され,かっての含鉛ガソリンによる大気汚染を示唆した。ii)アレッポマツ樹皮のPbレベルはUN-ECE/EC(>4~30μgg<sup>-1</sup>)定義の閾値かそれ以上であった。iii)Niは本樹皮から蒸留水で容易に水洗されて大気沈降による優勢な吸着を示したが,一方,Pbだけは本松ぼっくりから水抽出(<0.88μgg<sup>-1</sup>)された。同松ぼっくりの全Pbの平均レベルは前記定義の範囲内(すなわち,12.7~35.4μgg<sup>-1</sup>)であった。ただし,本比較対照値は4μgg<sup>-1</sup>以下であった。iv)アレッポマツの樹皮と松ぼっくりはPbの監視で非常に興味あるツールと考えられた。
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分類 (7件):
分類
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重金属とその化合物一般  ,  土壌汚染  ,  土壌化学  ,  環境問題  ,  粒状物調査測定  ,  排ガス処理  ,  植物の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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