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J-GLOBAL ID:201302243305076702   整理番号:13A1740997

乳癌の病理組織画像における有糸分裂像の検出

Detecting mitotic figures in breast cancer histopathology images
著者 (3件):
資料名:
巻: 8676  ページ: 867607.1-867607.7  発行年: 2013年 
JST資料番号: D0943A  ISSN: 0277-786X  CODEN: PSISDG  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有糸分裂像の数は乳癌患者の強力な予後マーカーである。有糸分裂像の計数はH&E(ヘマトキシリン・エオジン)染色された組織の病理学者の顕微鏡検査により行われている。これは退屈な検査であり,観察者の個人差の大きい検査である。本論文では有糸分裂像の自動計数のアルゴリズムを提案した。ユトレヒト大学メディカルセンタから入手した18症例の浸潤性乳癌患者の組織標本全体をスキャンしたデジタルデータを使用した。画像から候補領域を抽出するためにレベル集合法を使用し,候補領域から864個の特徴抽出(主成分分析により66個のみ使用)を実施した。さらに分類の閾値決定に自由応答受信者動作特性(FROC)分析を使用した。高倍率視野(HPF)の顕微鏡画像を利用して処理実験を行った結果,真陽性(True Positive)率は59.5%,偽陽性(False Positive)率は4.2%であった。実験結果の視覚的な検討は多くの偽陽性が有糸分裂像に似ており,異なる観察者でこの判断となった。偽陽性のいくつかは間質組織に存在し,特徴抽出あるいは後処理段階における高次の構造的な情報を含むことにより削除された。偽陰性の大部分はヘマトキシリンによる染色が十分でないために発生した。このような状況で,画素ごとの分類が有利であると考えられた。
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分類 (4件):
分類
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医用画像処理  ,  パターン認識  ,  腫ようの診断  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (3件):
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