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J-GLOBAL ID:201302243338802034   整理番号:13A1857499

温度勾配チャンバで栽培したダイズの作物成長と収量に対する温度上昇の影響

The effects of increased temperature on crop growth and yield of soybean grown in a temperature gradient chamber
著者 (5件):
資料名:
巻: 154  ページ: 74-81  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダイズ収量と乾物重生産に対する温度上昇の影響を検討した。収量および地上乾物中は温度上昇により低下した。豆莢数,種子数の低下および一部は種子サイズの低下により収穫指数が低下した。子実収量の低下はこれらの地上乾物中によって起こった。世界的な表面温度は上昇し,作物性能に影響する可能性がある。本研究では温度勾配チャンバ(TGC)を用いて圃場試験を模した調節環境における収量と乾物重生産に対する温度上昇の影響を検討した。試験は土壌栽培ベッドで栽培したダイズ品種Enreiを用いて2009~2012年に実施した。植物は温度処理の反復試験区として2つのTGC内で栽培した。3種類の温度処理,周囲温度近辺(Ta),周囲温度+1°C(Ta+1)および周囲温度+3°C(Ta+3)を2009および2010年に,周囲温度+2°C(Ta+2)を2011および2012年に実施した。地上乾物中は温度上昇によって有意に低下し,2012年度の11%から2009年の27%だった。乾物重蓄積低下は特に開花期から初期種子生産期に顕著でこれは葉の光合成速度,気孔抵抗および炭素同位体識別の低下と関連していた。豆莢数,種子数の低下および一部は種子サイズの低下が収穫指数(HI)を低下させた。これらの現象は温度上昇処理における豆莢形成の遅れと種子成長速度の低下が関連すると考えられる。子実収量は2009年と2010年および2011年と2012年におけるもっとも大きな応答パラメータで,連続した湿潤条件でさらに低下した。データを結合した結果,全乾物重,子実収量およびHIは一貫して温度上昇に伴い低下した。温度上昇と飽差が同時に起きると温度効果より悪化した。また,大気CO2の低下と光強度の低下は高温の高い影響を説明できると考えられる。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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環境問題  ,  植物に対する影響  ,  豆類 

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