文献
J-GLOBAL ID:201302243378731237   整理番号:13A1446858

アルカリ溶液中での陽極酸化処理による酸化チタンおよびチタン酸塩ナノ構造薄膜のTi基板上での成長

Growth of titanium oxide or titanate nanostructured thin films on Ti substrates by anodic oxidation in alkali solutions
著者 (3件):
資料名:
巻: 232  ページ: 224-233  発行年: 2013年10月15日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
NaOH水溶液中におけるTiの陽極酸化を用いて,Ti基板上に酸化チタンとチタン酸塩ナノ組織薄膜を成長させた。電圧(10-30V),温度(20-80°C)NaOH濃度(0.5-4M)および酸化時間(0.5-5h)が,成長ままの膜の化学組成,形態および光電気化学特性に及ぼす影響を研究した。膜組成がアルカリ濃度に強く依存する事が分かった。酸化チタン膜は低濃度のNaOH溶液(≦2M)で得られたが,NaOH濃度が4Mに達すると膜はチタン酸塩が主成分になった。著者等は,成長条件を変えることにより様々な形態の膜を得られるという結果も得た。たとえば,Tiを80°C,30Vで3時間の酸化をおこなうと,2MのNaOH溶液中では網状形態を持ったナノワイヤが,4MのNaOH中ではナノリーフを成長させる事ができた。光電流測定値と膜厚および表面粗度の間の相関関係の解析より,酸化チタン膜の光電気化学特性がその厚さと表面形態の両者に依存することを明確にした。網状形態のナノワイヤ膜は,その相対的に大きな厚さ(約510nm),高表面粗さ(約18.4nm)および一方向の構造的特徴が原因して,他の膜よりも光活性度が高い事が分かった。実験結果を基に,陽極酸化処理による,アルカリ水溶液中におけるTi基板上の酸化チタンあるいはチタン酸塩薄膜の成長に対し可能な機構を提案した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
化成処理 

前のページに戻る