文献

J-GLOBAL ID：201302243436305596   整理番号：13A1367910

酸化ニオブの基礎皮膜で被覆されたAISI 1020炭素鋼の生物腐食

Biocorrosion of AISI 1020 carbon steel protected with the base coat of niobium oxide

著者 (5件)： DE ARAUJO Lindomar Cordeiro A. (UFRJ, RJ, BRA) ,  REZNIK Leila Yone (UFRJ, RJ, BRA) ,  DE CARVALHO Ladimir Jose (UFRJ, RJ, BRA) ,  LUTTERBACH Marcia Teresa S. (INT, RJ, BRA) ,  SERVULO Eliana Flavia C. (UFRJ, RJ, BRA)
資料名： Corrosion Conference and Expo  (Corrosion Conference and Expo)
巻： 2013 Vol.5  ページ： 3860-3874  発行年： 2013年 
JST資料番号： D0794B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海水中での金属へのコロニー形成と生物腐食を防ぐための能力を評価するために酸化ニオブベースの塗料の効果について評価した。塗料として酸化ニオブを含むもの,及びエポキシレジンによるものを選んだ。腐食媒体はGuababara Bayから採取した海水とした。試験は海水と殺菌した海水の両方で行った。プランクトン的なバクテリアへの塗料の有毒性を調査した。試験片表面への生物膜形成への塗料の効果を35日間まで調査した。腐食速度及びピット密度を定期的に調べた。生物膜と無生物沈着物の形成の有無を見るために試験片の開回路電位を測定した。二種類の塗料とも硫酸塩還元バクテリア,好気性バクテリア及び鉄析出バクテリアに対しては毒性があったが,嫌気性バクテリアには無毒であった。コロニー化は酸化ニオブ塗料を塗った試験片のほうが塗らない場合よりも速かった。酸化ニオブ塗料を塗った試験片は35日までの海水浸漬でも腐食は生ぜず,開回路電位の変動も少なかった。

シソーラス用語： *炭素鋼 ,  *生物腐食 ,  海水 ,  微生物 ,  生物膜 ,  硫酸還元菌 ,  酸化ニオブ ,  塗料 ,  *防食 ,  エポキシ樹脂

分類 (1件)： 防食  (WB03040M)

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化ニオブ ,  基礎 ,  皮膜 ,  炭素鋼 ,  生物腐食