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J-GLOBAL ID：201302243456130385   整理番号：13A1844986

再び湿し水を考える 濾過装置の役割

著者 (1件)： 前田務 (ニクニ)
資料名： 印刷雑誌  (Japan Printer)
巻： 96  号： 12  ページ： 17-20  発行年： 2013年12月15日 
JST資料番号： G0098A  ISSN： 0020-1758  CODEN： INZAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 殆どの印刷機メーカーは週に1~2回の水交換を推奨している。最初が良くて時間がたつにつれて駄目になるのは,湿し水の交換をしていなかったため不純物が入り込んで印刷トラブルを引き起こしていた。水交換は菊全判4色機1台で年間100万円以上を水交換と同時に流しており,大変な無駄である。印刷トラブルの8割が水からである。湿し水の膜厚1μより大きい不純物が入り込めば印刷物にトラブルを起こす。これを水中からなくするのが濾過装置の必要最低限の条件である。濾過装置をつけても湿し水がきれいになっていないところは,濾材の問題と濾過装置の能力不足である。濾過精度が高くきちんと濾過をする濾過装置を使用することにより印刷機の稼働率をあげることもでき,廃液による環境負荷も無くなる。

シソーラス用語： *湿し水 ,  *印刷機械 ,  交換 ,  故障 ,  事故 ,  印刷物 ,  *濾過装置 ,  生産性向上 ,  濾過 ,  オフセット印刷 ,  廃水
準シソーラス用語： トラブル ,  環境負荷低減 ,  水交換

分類 (1件)： 印刷  (ZA05040A)

タイトルに関連する用語 (3件)： 湿し水 ,  濾過装置 ,  役割