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J-GLOBAL ID：201302243508892971   整理番号：13A0486338

洗濯用洗剤の性質について

著者 (2件)： 佐々木麻紀子 (東京家政学院大 現代生活) ,  藤居眞理子 (東京家政学院大 現代生活)
資料名： 東京家政学院大学紀要  (Journal of Tokyo Kasei Gakuin University)
号： 52  ページ： 33-38  発行年： 2012年08月31日 
JST資料番号： S0351C  ISSN： 2186-1951  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の洗濯用洗剤では,すすぎが簡単でコンパクトであるなどで粉末タイプより液体タイプの洗剤の販売が増加している。本研究では洗濯用洗剤,粉末タイプ6種,液体タイプ6種の溶解性,起泡性,泡の安定性およびpH値など基本的な性質の検討を行った。粉末タイプの溶解性実験では,10°Cでは洗剤によっては溶け残りが生じるため,冬の洗濯時には注意が必要であった。20°Cではすべての洗剤で溶け残りはなかった。洗剤の形状で比較すると,液体タイプ洗剤の気泡性は低い傾向にあった。液体洗剤はすすぎ1回やドラム式洗濯機,節水型洗濯機を対象としているため,起泡力,泡の安定性が低くなるよう成分調製していると推察した。pH値は粉末洗剤がpH10.3~10.6程度の弱アルカリ性,液体洗剤がpH7.6~8.4程度の中性または中性よりの弱アルカリ性であった。洗濯行動の変化が洗濯用洗剤の性能,開発に影響を与えていた。

シソーラス用語： *洗濯 ,  洗濯機 ,  可溶性 ,  安定性 ,  pH測定 ,  pH【水素イオン指数】 ,  起泡性 ,  泡立ち ,  *液体洗剤 ,  *粉末洗剤 ,  溶解性
準シソーラス用語： 合成洗剤 ,  泡安定性

分類 (1件)： 合成洗剤  (YG02030L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 洗濯 ,  洗剤 ,  性質