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J-GLOBAL ID：201302243611865214   整理番号：13A0011296

RFID技術を用いて取得したスーパーマーケット内の顧客動線の可視化

VISUALIZATION OF CUSTOMER SHOPPING-PATH USING RFID TECHNIQUES

著者 (1件)： 宮崎慎也 (福岡大学工学部建築学科)
資料名： 日本建築学会技術報告集  (AIJ Journal of Technology and Design)
巻： 18  号： 40  ページ： 1033-1037 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： L4777A  ISSN： 1341-9463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： この研究では,RFID技術を用いる方法により建物内の複数の人物の動きを自動的に追跡し,この情報を用いて建築計画的な知見を発見することを目的にしている。RFID技術とは,ID情報を埋め込んだICタグを動体に取り付けることによって,動体の位置を時系列に追跡できるものであり,センサーネットワークと同様に様々な分野で応用が進んでいる。この研究ではスーパーマーケットのショッピングカートにICタグを取り付けることによって,不特定多数の顧客の移動軌跡を取得することを可能としている。ここでは,まず顧客動線関連の既往研究を示している。つぎに,可視化手法として,顧客動線の可視化手法,カーネル密度推定法,ベクトル場を示している。そして,顧客動線の描画,カーネル密度推定法による顧客存在確率密度分布の可視化,ベクトル場による可視化の結果を示している。

シソーラス用語： *技術 ,  *スーパーマーケット ,  *顧客 ,  *線 ,  *可視化 ,  標識 ,  手押車 ,  記号 ,  軌跡 ,  軌道 ,  統計的推定 ,  ベクトル場 ,  *RFID技術 ,  *動線 ,  ショッピングカート ,  RFIDタグ ,  運動軌道
準シソーラス用語： ICタグ ,  ID情報 ,  移動軌跡 ,  カーネル密度推定

分類 (1件)： 商業建築,事務所建築  (RB05030K)

引用文献 (15件)：

• 1) 周 穎,長澤 泰:看護動線から見た観察病棟の計画に関する研究,日本建築学会計画系論文集,576,pp.17~23,2004.2
• 2) 鈴木 直彦, 平澤 宏祐, 田中 健一, 小林 貴訓, 佐藤 洋一, 藤野 陽三 :人物動線データ分析による逸脱行動人物の検出, 情報処理学会研究報告.CVIM, 31, pp.109 - 115, 2007
• 3) Fishkin, K.P. , Philipose, M. , Rea, A: Hands-on RFID: Wireless wearables for detecting use of objects, Wearable Computers, 2005. Proceedings, pp.38 - 41, 2005
• 4) 山崎 榮三郎 : RFIDタグのIT図書館への応用(<特集>モバイル環境と情報), 情報の科学と技術, vol.52, no.12, pp.609 - 614
• 5) Larson, J.S. and Bradlow, E.T. and Fader, P.S. : An exploratory look at supermarket shopping paths, International Journal of Research in Marketing, vol.22, no.4, pp.395 - 414, 2005

タイトルに関連する用語 (5件)： RFID技術 ,  スーパーマーケット ,  顧客 ,  動線 ,  可視化