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J-GLOBAL ID：201302243862743819   整理番号：13A0402133

コルク栓およびワイン中のハロアニソール類の分析

Analysis of Haloanisoles in Corks and Wines

著者 (3件)： COLLINS Thomas S. (Univ. California, California) ,  HJELMELAND Anna (Univ. California, California) ,  EBELER Susan E. (Univ. California, California)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1098  ページ： 109-127  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハロアニソール類(2,4,6-トリクロロアニソール,2,4-ジクロロアニソール,2,6-ジクロロアニソール,および2,3,4,6-テトラクロロアニソール,ペンタクロロアニソール,2,4,6-トリブロモアニソール)は多くの食品およびワイン中でカビ様オフフレーバーを産生する。特に,2,4,6-トリクロロアニソール(TCA)はブロイラー,精油,ワイン,水,穀類,ジャガイモ,レーズンおよび酒などを含んだ広範囲の食品および飲料中にカビ様オフフレーバーを産生する微量汚染物質として同定された。同様に2,3,4,6-テトラクロロアニソールもブロイラー,医薬品およびワインの汚染物質として同定された。ここでは,コルク栓およびワイン中のハロアニソール類の分析について概説した。内容としては,ワインにおいてハロアニソールの最も一般的な汚染源は樽なども汚染源であったがコルク栓が汚染源であった。ヒトのハロアニソール類の官能閾値はng/Lの低値であった。従って,これらの化合物の同定等の分析手法には検出および定量の限界が必要である。また,ハロアニソール類の分析にはGC-MS法が一般的であることなどを解説した。

シソーラス用語： フェノールエーテル ,  品質 ,  *オフフレーバー ,  ぶどう酒 ,  食品分析 ,  品質検査 ,  GC-MS分析 ,  *食品汚染 ,  ハロゲン化合物 ,  コルク
準シソーラス用語： *ハロアニソール類 ,  *ワイン ,  食品品質 ,  *コルク栓

分類 (3件)： ぶどう酒  (FK04024X) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (6件)： 2,3,4,6-テトラクロロアニソール ,  2,4,6-トリクロロアニソール ,  2,4,6-トリブロモアニソール ,  2,4-ジクロロアニソール ,  2,6-ジクロロアニソール ,  ペンタクロロアニソール

タイトルに関連する用語 (4件)： ワイン ,  ハロ ,  アニソール類 ,  分析