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J-GLOBAL ID：201302243925656199   整理番号：13A1143079

快適性を生み出す音と振動の制御技術 音質付加デバイス「サウンドクリエータ」-心地良い吸気音を創り出す-

“Sound Generator”-Optimizing sound quality and creating added-value-

著者 (1件)： 太田勝久 (マーレフィルターシステムズ テクニカルセ)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 67  号： 7  ページ： 72-77  発行年： 2013年07月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： スポーツカーなどにおいて走りを演出する要素の一つである加速音創りについて解説した。加速時の吸気音は,スロットルに連動した音圧変動がみられ,ドライバの聴覚とアクセル操作が伴った加速感をもたらすことができる。吸気系での音質付加は吸気吐出音を使い,吸気系の全長およびダストサイドもしくはクリーンサイドダクト(エアダクト)の配管の長さによる,管の共鳴を利用して行う。スロットルにより音の緩急をつけることが可能で,アクセルワークに連動した音圧変動が得られる。サウンドクリエータは,クリーンサイドパイプ,サウンドクリエータ本体(蛇腹),ダストサイドパイプから構成され,300-400Hzの帯域で発音・強調でき,音圧レベル10-20dBを付加することができる。

シソーラス用語： 音質 ,  スポーツカー ,  *快適性 ,  加速 ,  運転者 ,  聴覚 ,  音響機器 ,  音響発生 ,  内燃機関 ,  車室
準シソーラス用語： *サウンドクリエータ ,  *吸気音 ,  吸気系

分類 (2件)： 振動,乗心地  (QG02030D) ,  内燃機関一般  (PB02010R)

引用文献 (5件)：

• 八鍬喜規. 心地良い加速音質の実現に向けて. 自動車技術会学術講演会前刷集, 2004. 2004, 5-8
• 珠玖達良. エンジン音色向上技術の動向. 自動車技術. 1998, 52, 3, 4-9
• 田中克宜. SUBARU BRZ のスポーツカーサウンドの開発. 日本音響学会研究発表会講演論文集, 2012. 2012, 2012
• 吉田純二. 音質付加デバイス『サウンドクリエータ』の開発. 自動車技術会学術講演会前刷集, 2007. 2007, 25-28
• 太田勝久. 音質付加デバイス『サウンドクリエータ』の開発(第2報). 自動車技術会学術講演会前刷集, 2011. 2011, 5-8

タイトルに関連する用語 (6件)： 快適性 ,  音 ,  制御技術 ,  音質 ,  サウンド ,  クリエータ