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J-GLOBAL ID：201302243954177577   整理番号：13A0923608

Cr-Mo鋼中水素誘起破壊の閾値に及ぼす焼戻及び水素脆性の組合せ影響

Combined Effect of Temper and Hydrogen Embrittlement on Threshold for Hydrogen-Induced Fracture in Cr-Mo Steels

著者 (6件)： SHIMAZU Hidenori (Graduate School of Ibaraki Univ., Ibaraki, JPN) ,  KONOSU Shinji (Ibaraki Univ., Ibaraki, JPN) ,  TANAKA Yoichi (Nippon Steel Techno-Res., Osaka, JPN) ,  YUGA Masao (JFE Steel Corp., Kawasaki, JPN) ,  YAMAMOTO Hiroshi (Chiyoda Corp., Yokohama, JPN) ,  OHTSUKA Naotake (Mu Ltd., Ohtsu, JPN)
資料名： Journal of Pressure Vessel Technology  (Journal of Pressure Vessel Technology)
巻： 135  号： 2  ページ： 021406.1-021406.7  発行年： 2013年04月 
JST資料番号： D0445B  ISSN： 0094-9930  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本圧力容器研究会議(JPVRC)の水素脆性に関する小委員会の研究活動の結果について報告した。Cr-Mo鋼中焼戻脆性及び水素脆性の組合せ影響について論述した。その結果,精製及び石油化学工業で多用されているCr-Mo鋼は焼戻脆性に対して極めて高感度であることが確認された。焼戻脆性及び水素脆性間のシナジー関係は主要な関心事ではあるものの,本題に関する研究は極めて少ない。JPVRCの作業グループVIII(TG8)は3種類の2.25Cr-1Mo鋼及び2.25Cr-1Mo-0.3V鋼の破壊靭性試験を行った。これら鋼片製作時は,実際的条件を模擬した焼ならし,焼戻及び溶接後熱処理(PWHTs)を加えた。幾つかの試験片には急冷(Socal-1処理)により脆化した。その結果,450°Cの加圧水素ガスに48時間暴露した試験片の水素誘起破壊の閾値は,脆化に関するシナジー効果の兆候を一切示さなかった。

シソーラス用語： *焼戻脆性 ,  焼ならし ,  焼戻 ,  *2・1/4Cr-1Mo鋼 ,  *水素脆性 ,  石油化学工業 ,  破壊靱性試験 ,  試験片 ,  急冷 ,  脆化 ,  溶接後熱処理 ,  変化
準シソーラス用語： *シナジー効果

分類 (3件)： 熱処理技術  (WC03020T) ,  金属材料  (HC04020L) ,  鉄鋼材料  (WE02000W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水素 ,  誘起 ,  破壊 ,  閾値 ,  焼戻 ,  水素脆性 ,  組合せ