文献
J-GLOBAL ID:201302244074392599   整理番号:13A1828263

カンボジアメコン河流域人口の食物連鎖中のヒ素汚染とリスク評価

Arsenic contamination in the food chain and its risk assessment of populations residing in the Mekong River basin of Cambodia
著者 (8件):
資料名:
巻: 262  ページ: 1064-1071  発行年: 2013年11月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,カンボジアの住民の日々の食物消費からの潜在的ヒ素曝露を検討した。水田土壌,コメ(皮付き),主食コメ(生と調理済み),魚及び野菜などの環境及び生態系試料をカンボジアメコン河流域のKandal,Kratie,及びKampong Cham県から集めた。酸消化のあと,消化物をICP-MSで分析した。結果は,Kandalの水田土壌及び水稲の総ヒ素濃度の平均[As]totはKampong Cham県のものより顕著に高かった(t-test,p<0.05)。更に,水田土壌と水稲の[As]totの間には有意な正の相関がみられた(r(14)=0.826,p<0.01)。食物消費からのヒ素摂取の計算は,Kandal住民の無機ヒ素の1日投与量の範囲(0.089~8.386μgd<sup>-1</sup>kg<sup>-1</sup>bw.)の上限は肺癌の罹患率0.5%増に対するベンチマーク投与量の下限値よりも大きかった(BMDL<sub>0.5</sub>は3.0μgd<sup>-1</sup>kg<sup>-1</sup>bw.)。本研究はKandalの住民は日々の食物からのヒ素摂取のリスクに曝されていることを示唆した。しかし,KratieとKampong Cham県の住民は日々の食事からのヒ素曝露の可能性は低い。我々が知る限りでは,本報はカンボジアメコン河流域における食物消費からの無機ヒ素の日々の摂取や投与量を推定した最初の報告である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
環境汚染一般  ,  水質汚濁一般  ,  重金属とその化合物一般  ,  人間に対する影響 

前のページに戻る