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J-GLOBAL ID:201302244405460735   整理番号:13A0954170

Au/Pb(Zr0.2Ti0.8)O3界面での電荷移動とバンド曲がりの光電子分光による研究

Charge transfer and band bending at Au/Pb(Zr0.2Ti0.8)O3 interfaces investigated by photoelectron spectroscopy
著者 (9件):
資料名:
巻: 273  ページ: 415-425  発行年: 2013年05月15日 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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SrTiO3上に堆積されたPb(Zr,Ti)O3(PZT)上への金の成長を2~100Åの金膜厚範囲でX線光電子分光によって研究した。名目上のPZTに近い組成の2つの相が同定された。「標準相」は明白にPZTに対する名目値に等しいすべての結合エネルギー(Pf4f,Ti2p,Zr3d,O1s)によって表現されるが,「帯電」相はすべての内殻準位がより高い結合エネルギー方向に約1eVシフトしていることが分かった。最近の光電子放出結果と共に走査プローブ顕微鏡像を考慮して,「帯電」相はPZTのP(+)領域に属し,他方,「正規」相は表面に垂直な正味の強誘電分極が無い領域に対応している。Au堆積は両方の相に対してΦPZTAu≒0.4~0.5eVのバンド曲がりをもたらした。このことはAu堆積によってPb,Ti,Zr,Oのすべての内殻準位がより高い結合エネルギーに向かってシフトしたことと類似であると同定された。Au4f内殻準位は「名目的」Au4f結合エネルギーの位置(金属Au)の1eV下の異常に低い結合エネルギー成分を示した。このことは,「正規」のPZT相はバンド曲がりから導かれたようにより高い仕事関数を有するが,負に帯電した金,またはPZTからAuへの電子移動の存在を含意する。もっともありそうなことは,この電荷移動がより高い電離エネルギーさえ持つAuナノ粒子に向かって起きることである。高分解能透過型電子顕微鏡観察はそのような孤立ナノ粒子の形成を証拠づけた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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表面の電子構造  ,  電子分光スペクトル  ,  金属薄膜 

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