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J-GLOBAL ID：201302244444892227   整理番号：13A0636367

空間相関が存在するマルチパスフェージング環境下におけるブロック対角化法に基づくMU-MIMOシステムの伝送特性評価について

Transmission Performance for MU-MIMO Systems Based on Block Diagonalization Method in Spatially Correlated Multipath Fading Environment

著者 (4件)： 宮坂浩平 (諏訪東京理大 大学院工学・マネジメント研究科) ,  長橋崇晴 (諏訪東京理大 システム工) ,  山口一弘 (諏訪東京理大 システム工) ,  松江英明 (諏訪東京理大 システム工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 443(RCS2012 284-366)  ページ： 43-48  発行年： 2013年02月20日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本検討では,4×2×2ユーザのマルチユーザMIMOにおいてブロック対角化法を用い2ユーザ分離し,さらにSVD-MIMOに基づく固有モード伝送を想定し,伝搬路に空間相関が存在する場合の特性評価を行った。その結果,各ユーザのパスに対して伝搬路独立(i.i.d)に比べ,相関値0.5において受信C(N+I)値が約3dB劣化し,相関値0.9では約7dBの劣化となることを明らかにした。それに伴い,BER特性がi.i.dと比較し相関値0.5で約3dB,0.9で約7dBの劣化となり,システム全体の伝送容量は平均C/N値20dBにおいてi.i.dの場合に比べて相関値0.5で約3bit/s/Hzの劣化,0.9で約8bit/s/Hzの劣化となることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： 相関 ,  フェージング【通信】 ,  対角化 ,  *無線伝送 ,  *伝送特性 ,  固有モード ,  誤り率
準シソーラス用語： BER【誤り率】 ,  ブロック対角化 ,  マルチパスフェージング ,  *マルチユーザーMIMO ,  空間相関

分類 (2件)： 通信網  (ND07030A) ,  通信測定一般  (ND03000R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 空間相関 ,  マルチパスフェージング ,  環境 ,  ブロック対角化 ,  MU-MIMO ,  伝送特性 ,  評価