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J-GLOBAL ID：201302244743994290   整理番号：13A1578128

分極後熱処理のLi_0.06Na_0.94NbO₃セラミックにおける誘電および圧電特性に対する効果

Effects of Heat Treatment after Poling on Dielectric and Piezoelectric Properties in Li_0.06Na_0.94NbO₃ Ceramics

著者 (4件)： AOYAGI Rintaro (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  MAEDA Masaki (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  YOKOTA Takeshi (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN) ,  GOMI Manabu (Nagoya Inst. of Technol., Nagoya, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 52  号： 9,Issue 2  ページ： 09KD12.1-09KD12.5  発行年： 2013年09月25日 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Li_0.06Na_0.94NbO₃(LNN6)鉛フリーセラミックにおける電気的性質に対する熱処理の影響を研究した。LNN6分極試料は,0.19~0.20の電気機械結合係数,k_pおよび800~900の機械的品質係数,Q_mを示した。320°Cにおける10時間の熱処理によって,k_pは殆ど変化しないが,しかしQ_mは850から2890まで著しく増した。熱処理温度に依存するQ_mにおける増加と高いQ_mが,相転移温度に近い300および320°Cにおいて得られた。低周波数における誘電損失tan δは,熱処理によって減少した。圧電特性の分極場依存性は,熱処理試料は高い抗電場と内部バイアスを有した。これらの結果は,熱処理はLNN6セラミックに対する圧電ハードニングに影響を及ぼすことを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 温度 ,  熱処理条件 ,  ニオブ酸塩 ,  リチウム ,  ナトリウム化合物 ,  リチウム化合物 ,  *圧電材料 ,  機能性セラミック ,  誘電性 ,  *特性 ,  電気的性質 ,  *熱処理 ,  分極 ,  結合係数 ,  係数 ,  転移温度 ,  誘電損失 ,  抗電場 ,  X線回折 ,  ジルコニウム酸チタン酸鉛 ,  誘電率 ,  ヒステリシス ,  誘電分極 ,  後熱処理 ,  機械的品質係数 ,  熱処理温度 ,  分極ヒステリシス
準シソーラス用語： Li ,  PZT【鉛化合物】 ,  *圧電特性 ,  *鉛フリー圧電セラミックス ,  相転移温度 ,  電気機械結合係数 ,  分極処理 ,  誘電定数 ,  誘電特性

分類 (2件)： 圧電気,焦電気,エレクトレット  (BM05040M) ,  電気的性質  (WB02010Y)

引用文献 (37件)：

• G. Shirane, R. Newnham, and R. Pepinsky: Phys. Rev. 96 (1954) 581.
• L. Egerton and D. M. Dillon: J. Am. Ceram. Soc. 42 (1959) 438.
• I. P. Raevski and S. A. Prosandeev: J. Phys. Chem. Solids 63 (2002) 1939.
• Y. Saito, H. Takao, T. Tani, T. Nonoyama, K. Takatori, T. Homma, T. Nagaya, and M. Nakamura: Nature 432 (2004) 84.
• Y. Guo, K. Kakimoto, and H. Ohsato: Appl. Phys. Lett. 85 (2004) 4121.

タイトルに関連する用語 (4件)： 分極 ,  後熱処理 ,  セラミック ,  圧電特性