抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2012年7月から施行された「電力事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」により,売電を目的とした小水力・超小型水力発電のニーズが今後拡大していくと予想される。このようなニーズに対応するため,東芝は開放水路向け超小型水力発電システムΣFlowを開発した。ΣFlowは,従来の管路設置型水車とは異なり,開放水路に水車・発電機ユニットを沈め,流れのエネルギーを発電エネルギーに変換するシステムで,フローガイドによる水車出力の増幅,簡易な設置方法,永久磁石発電機の適用,及び売電を可能にする低圧系統連系機能を持ちかつ外部電源不要の制御システム,といった特長がある。また,落差を利用して発電する単機出力200kW以下の小水力発電所向けHydro-eKIDSは,既に開発して多くの納入実績を持つが,低圧系統連系が可能になることで,売電を含めたより幅広い用途での利用が期待される。(著者抄録)