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J-GLOBAL ID：201302245149221414   整理番号：13A0841193

代謝性疾患:PPARγシグナル伝達と代謝:有用性,有害性,そして今後の見通し

PPARγ signaling and metabolism: the good, the bad and the future

著者 (7件)： AHMADIAN Maryam (Salk Inst. for Biological Studies, California, USA) ,  SUH Jae Myoung (Salk Inst. for Biological Studies, California, USA) ,  HAH Nasun (Salk Inst. for Biological Studies, California, USA) ,  ATKINS Annette R (Salk Inst. for Biological Studies, California, USA) ,  DOWNES Michael (Salk Inst. for Biological Studies, California, USA) ,  EVANS Ronald M (Salk Inst. for Biological Studies, California, USA) ,  LIDDLE Christopher (Westmead Hospital, New South Wales, AUS)
資料名： Nature Medicine  (Nature Medicine)
巻： 19  号： 5  ページ： 557-566  発行年： 2013年05月 
JST資料番号： W0636A  ISSN： 1078-8956  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チアゾリジンジオン(TZD)は核内受容体のペルオキシソーム増殖因子活性化受容体γ(PPARγ)を介して作用する強力なインスリン感受性改善薬で,2型糖尿病に対して非常に有効性の高い経口薬である。しかし,TZDの類のない利点は,体液貯留,体重増加,骨量減少および鬱血性心不全に対するリスクのために十分生かされていない。そのため,インスリン感受性改善能を保持しながら,より副作用が少なく,より安全な次世代PPARγ特異的薬剤作出の可能性が議論されている。また,PPARγ経路の生理および治療との持続的関連を裏付けた最近の研究は,有害な影響を低減,もしくは除去した新しい分子を開発する機会につながるものだ。本総説では,エネルギー恒常性や代謝性疾患におけるPPARγシグナル伝達の解明の重要な進歩を示し,また,TZDを用いる治療に関連する有害事象についての新しい説明についても論じる。Copyright Nature Publishing Group 2013

シソーラス用語： *PPARγ ,  *細胞情報伝達 ,  *代謝性疾患 ,  血糖降下薬 ,  *サイトゾル受容体 ,  感受性 ,  体重増加 ,  *代謝性骨疾患 ,  うっ血性心不全 ,  *副作用 ,  性質 ,  ホメオスタシス ,  *有効性 ,  製品開発 ,  *2型糖尿病
準シソーラス用語： *インシュリン非依存性糖尿病 ,  *細胞内シグナル伝達 ,  *核内受容体 ,  インシュリン感受性 ,  *体液貯留 ,  *骨量減少 ,  持続性 ,  エネルギー恒常性 ,  創薬

分類 (3件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q)

物質索引 (1件)： チアゾリジンジオン

タイトルに関連する用語 (7件)： 代謝性疾患 ,  PPARγ ,  シグナル伝達 ,  代謝 ,  有用性 ,  有害性 ,  見通し