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J-GLOBAL ID:201302245305557088   整理番号:13A1334170

テフラ層序による霧島火山,新燃岳の噴火活動史

Tephrostratigraphy and eruptive history of Shinmoedake volcano of the Kirishima volcanoes, Kyushu, Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 151-171  発行年: 2013年08月01日 
JST資料番号: G0071A  ISSN: 0418-2642  CODEN: DAYKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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霧島火山の新燃岳では2011年に軽石を伴う噴火を起こした。新燃岳は,最近1万年間内に3回の軽石噴火をしているが,2011年噴火はこれらより短い間隔をもって噴火した。また,新燃岳の火口壁には複数の溶岩の露出が知られていたが,その噴出年代は解明されていない。そこで,新燃岳の長期的活動史を理解するために野外調査・年代測定・全岩化学分析を行い,テフラと溶岩の関係を考察した。その結果,既知のテフラ以外に4.5,2.7,2.3cal ka BPにテフラ噴出があったことが新たに判明した。また,溶岩はテフラとの関係より牛のすね火山灰以前,新燃岳-新湯テフラ以前,新燃岳-享保テフラ以前,およびそれ以降に分けられる。新燃岳は,少なくとも5.6~4.5ka,2.7~2.3ka,18世紀以降の3回の活発にマグマを噴出する活動的な期間と静穏な期間を繰り返しており,現在は活動的な期間に位置づけられる。(著者抄録)
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火山地質学一般 
引用文献 (48件):
  • ARAMAKI, S. The Aira and Ata pyroclastic flows and related caldera and depressions in southern Kyushu, Japan. Bulletin of Volcanology. 1966, 29, 29-47
  • BROOK RAMSEY, C. Bayesian analysis of radiocarbon dates. Radiocarbon. 2009, 51, 337-360
  • 遠藤尚. 火山灰層による霧島熔岩類の編年 (試論). 霧島山総合調査報告書. 1969, 13-30
  • 遠藤邦彦. 第四紀. Field Geology. 2012, 9, 240
  • 福岡管区気象台. 昭和34年2月17日の霧島山新燃岳の爆発. 1959, 1-16
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